音楽コラム

【日本未入荷】世界を席巻する次世代パーティー「All Day I Dream」とは一体何なのか – そして日本から同レーベルへのデビューを果たした日本人とは

2011年、ニューヨークのブルックリンでルーフトップパーティーとして始まった「All Day I Dream」は、幻想的で浮遊感あふれるメロディーが特徴的な唯一無二のレーベルです。

今や世界中で大人気のパーティーに成長したAll Day I Dreamですが、残念ながらまだ日本にそのトレンドは来ておらず、All Day I Dream系列のDJもほとんど来日していません。

 

All Day I Dreamがリリースする作品は、青空に雲が浮かんでいるアートワークが特徴的です。

娘
キレイなジャケットねー。

ハウスミュージックが好きな方は、その特徴的な雲のジャケットなら見たことがあるという方もいるのではないでしょうか。

 

一部のDJや音楽好きには知られていても、パーティーが開けるほど日本での知名度が高くないのが現状です。

2019年、ちょうどAll Day I Dreamから日本人初となるリリースを果たした二人がいますので、この機会に多くの日本の方にこのレーベルの素晴らしい音楽や世界観を知ってもらいたいと思い記事にしました。

 

日本のどのサイトよりも詳しく、All Day I Dreamを紹介していきましょう。



世界を席巻する次世代パーティー「All Day I Dream」とは一体何なのか

まずはこちら、2015年のAll Day I Dreamの様子をご覧ください。

だいぶ古い動画ですが、ネットに上がっている動画の中ではこれが一番All Day I Dreamの世界観を表現できていると思います。

DJは同レーベルのオーナー「Lee Burridge」です。

 

All Day I Dreamにはたくさんの所属アーティストがいますが、Lee BurridgeのDJは特に素晴らしいです。

 

レーベルのアートワークの通り、浮遊感あふれるパッドサウンドやメロディが聴いてとれますね。

さらにヘッドフォンでないと聞き取りづらいかもしれませんが、実はAll Day I Dreamの作品は上品な上モノだけでなく、キックやベースラインもしっかりしています。

翁
キレイなメロディと同時に芯のあるサウンドが心地よいのぉ。

All Day I Dreamでは、メリハリのある中高域とカラダの芯まで浸透するような低音が特徴的な「Void Acoustics」のスピーカーを使用しているので、パーティーの現場では音でぶっ飛ばされること間違いなしですよ。

All Day I Dreamの幻想的で浮遊感あふれるリリースの数々

ここではいくつかAll Day I Dreamからの代表的なリリースをみていきましょう。

まずこちらはレーベルを代表する名曲「Lingala」です。

 

Lingalaとは、アフリカのコンゴやアンゴラという国で用いられる言語です。

このトラックでは歌手である「Junior」をフィーチャリングしていますが、彼はその美しいリンガラ語でこのトラックを歌い上げています。

2019年の8月に発表されたLee BurridgeとLost Desertのデビューアルバム「Melt」には、ビートレスver.として同曲が収録されています。

 

最近は、よりキャッチーでメロディックなリリースが増えてきているように思いますが、こちらは最近のAll Day I Dreamを牽引している「Sebastien Leger」の作品です。

 

彼の2019年の新曲は「Lost&Found」からリリースされていますが、こちらも素晴らしい出来のアンセムです。

 

アンセムといえば、Lee BurridgeとLost Desertの「Float On」もかなり壮大でキャッチーな曲です。

フェスなどのシチュエーションにも映えそうですね。

実際、砂漠のフェスティバル「Burning Man」でも本人がかけていました。

 

 

Gorje Hewek & IzhevskiもAll Day I Dreamを語る上では欠かせません。

彼らは素晴らしい楽曲の数々を提供しています。

 

この二人組は「Shanti Moscow Radio」というレーベルを持っていて、最近はそちらからのリリースが多いのですが、青空いっぱいに広がるような幻想的なサウンドはAll Day I Dreamと通づるところがあります。

 

 

 

挙げれば本当にキリがないので、あと一人だけ紹介します。

「Roy Rosenfeld」もAll Day I Dreamを代表する素晴らしいプロデューサーのひとりです。

 

All Day I Dreamは他にもたくさんの才能あるアーティストがリリースしているので、ぜひSoundCloudやBeatportをチェックしてみて下さい。



2018年、Beatportの「Top Deep House Labels」部門で堂々の一位を獲得

実はAll Day I Dreamは、Beatportの「Deep House」カテゴリで2018年の年間トップレーベルに選ばれています。

最近は月間チャートのレーベル部門でもずっと一位です。

いくつものリリースが毎月「Deep House」のトップ100に入っていますので、All Day I Dreamが世界中でどれほど人気を集めているかは一目瞭然でしょう。

All Day I Dreamは世界中のフェスに引っ張りだこ

 

単独でワールドツアーも行っているAll Day I Dreamですが、多くの世界中のフェスにも参加しています。

Burning Manには毎年参加していますし、ここ最近ではTomorrowlandでもレーベルとして参加していますね。



All Day I Dreamのオーナー「Lee Burridge」とは何者か

Lee Burridgeはもともとイギリスの生まれですが、90年代にはイギリスの植民地であった香港のクラブからオファーを受け、およそ6年間現地でDJとして活動していました。

娘
イギリス人なのに香港に6年も住んでいたんだね。
翁
Leeという名前のルーツは、そこにあるのかもしれんな。

その後、一旦は故郷のイギリスに戻りますが、ニューヨークで2011年に「All Day I dream」を立ち上げて今に至ります。

彼はトラックも制作しますが、トラックメイカーというよりはレーベルの方向性を位置づけるプロデューサーといったイメージですね。

もともとMatthew Deckayと頻繁に制作を行っていましたが、最近はLost Desertというアーティストとの交流が深く、2019年にリリースしたアルバム「Melt」も彼との共作です。

日本からAll Day I Dreamへのデビューを果たした日本人の正体とは

実は2019年、このモンスターレーベルからリリースを果たしている唯一の日本人がいます。

「Yuichiro Kotani」と「Hiroyuki Kajino」です。

 

彼らの渾身の一曲「Playground」は、素朴で儚いハンドパンの音色に宇宙の神秘を感じさせるような壮大で重厚なボイスパッドが折り重なった至上の一曲です。

 

メールサーバーがいっぱいでデモすら送れないこの人気レーベルから、彼らはどのようにリリースにこぎつけたのでしょうか。

 

一度、彼らは共通の友人を介してメールでデモを送りましたが、リリースには至りませんでした。

Yuichiro Kotaniは実は海外でも活躍するDJなのですが、アメリカでプレイするためにマイアミを訪れた際、All Day I Dreamに足を運び直接Lee Burridgeにデモを渡すことに成功します。

そこから話はトントン拍子に進みデモを渡してから1年後、見事にAll Day I dreamからデビューを果たしたというわけです。

 

このトラックの制作に関わっているHiroyuki Kajinoも日本にハウスミュージックが輸入された時期からDJをしているアーティストで、当時はその名を全国に轟かせ、なんとニューヨークで伝説のDJラリー・レヴァンとの共演を果たしています。

まさしくダンスミュージックを知り尽くしたこの2人から生まれた一曲ですので、大手レーベルが見逃すはずがありませんね。

まとめ

最近では「Jon Cahrnis」や「Lauren Ritter」といったAll Day I Dream系列のアーティストが来日していますが、Jon Charnisは日本でなかなか見られない独自のグルーブ感と浮遊感でフロアを沸かせていましたね。

レーベルのボスであるLee Burridgeや、その他主要メンバーが日本にやってくるのはいつになるのでしょうか。

この記事でAll Day I Dreamに出会ったみなさんが少しでもこのニュータイプのダンスミュージックに興味を持って、日本に広まるきっかけになると嬉しいです。

 

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