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【朗報】Beatportの月額制サービス「Link」と「Cloud」を試してみた。業界大手がついにサブスクリプションに参入

Beatport Link

Beatportの月額制サービス「Link」と「Cloud」を試してみた。

2019年5月、DJ向け音楽配信サイトBeatportから「Beatport Link」と「Beatport Cloud」という2つの月額制サブスクリプションサービスが発表されました。

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「Beatport Link」は月額14.99ドルを支払うことで、Pioneer DJのiPhone/iPad用DJアプリである「WeDJ」からBeatport内のすべての曲にアクセスできるというもの。

膨大なBeatportのライブラリにアクセスして「WeDJ」でストリーミング再生することにより、曲を買わずにスマホやタブレットでDJを楽しむことができます。

「Beatport Cloud」では、今まで出来なかった一度購入した曲の無期限再ダウンロードや、購入済みの曲を楽曲キーやアーティスト名などで検索できる機能、フルトラックでの試聴などが可能になります。

Spotifyの曲が使えるDJアプリ「Djay」との違いとは

DJアプリ「djay」

今までiPhoneやiPadで手軽にDJを楽しみたいという人は「Djay」というアプリを使うのが一般的でした。

こちらはSpotifyの楽曲をアプリ内でストリーミング再生することにより、「WeDJ」と同じように手軽にDJを楽しむことができるといったものです。

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それではこの2つの違いはどこにあるのでしょうか。

まず料金をみてみましょう。

・「Djay」¥580/月 + Spotify ¥980/月 = ¥1,560/月

・「Beatport Link」¥1,650/月($14.99)

「Djay」を利用するにはSpotifyの有料プラン(¥980/月)に登録しなければならず、「Beatport Link」に登録するのと料金はほぼ変わりません

機能面では、現在再生中の曲に合った次の曲を自動で選んでくれる機能(Match、Suggestion)やジャンルや並べ替えによる検索など、両者ともほぼ同じ機能を持っています

個人的に「Djay」のインターフェースの方が、少しだけ使い心地が良いと感じました。

クラブ系のDJを始めたい人には『Beatport Link』がおすすめ

一番大きな違いは、それぞれが扱う音楽ジャンルです。

Beatportはダンスミュージック業界でもトップレベルのストアで、クラブ系音源がBeatportにないけどSpotifyにはあるということは、ほぼあり得ません。

DJであればBeatportというのは必ずお世話になっているサイトですので、その膨大なダンスミュージックライブラリを月額制で好きなだけ利用できるのは、かなりコスパが良いです。

逆にクラブ系だけじゃない、ポップスやジャズ、ロック、アニソンなどいろんなジャンルの曲をミックスしたいという方には「Djay」をおすすめします。Beatportはクラブ系の音楽に特化しているので、ジャンルの幅広さでいうとSpotifyには劣ってしまうからです。

あなたのスタイルに合わせて、これらのサービスを選んでみましょう。

Beatport Linkは現在、PioneerDJアプリ「WeDJ」から利用できる

iPhoneだと操作性がどうしても優れないので、2019年5月に発売されたDJ用コントローラー「DDJ-200」の購入を検討してみるのもよいでしょう。

これはスマホとの相性を考えて開発されたDJコントローラーで、価格も2万円以下とかなりお買い得です。ちなみに先ほど紹介したDjay」もこのコントローラーを使って操作することができます

2019年秋ごろにはDJ用楽曲管理ソフト「rekordbox」でも「Beatport Link」を利用できるようになる予定なので、iPhoneの小さな画面ではなくパソコンでDJを始めたいという方は「recordbox」が使えるようになるのを待つか、「Djay Pro」という「Djay」の上位版でMacやWindowsでも使用できるソフトを使用してコントローラーと組み合わせるのがおすすめです。

追記: 2019年9月にリリースされたRekordboxの最新バージョン「ver.5.6.1」から、ついにBeatport Linkにも対応しました!

まとめ

「Beatport Cloud」の機能は正直なところ、課金せずとも使えるようにしてほしいと感じるところです。

実際、「Bandcamp」という音楽配信サイトでは曲の再ダウンロードやフルトラックでの試聴に対応していますので。

「Beatport Link」に関しては、「Djay」が発売された時以上のワクワク感があります。

というのも私がDJする時はたいていBeatportからダウンロードした曲を使うので、それが月額制で好きなだけ使用できるというのは大変お得で魅力的だからです。

ただストリーミングを使ったDJというのは、あくまで初心者向けのDJスタイルであることに変わりはありません。

なぜかというとクラブや野外などの環境では電波が不安定なことが多く、そのためプレイ中に音が途切れるというのはDJにとってあってはならないことだからです

身内だけのパーティであったり、まずはお金をかけずに思い切りDJの練習を楽しみたいという方にとってはこれらのアプリやコントローラーでコスパ最強の環境づくりができると思います。

あとは2020年から5Gのサービスが始まれば、超高速かつ安定的な電波が供給され、ストリーミングDJの全盛がやってくることも考えられますので、今後の技術革新に期待ですね。

 

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