こんにちは、Isseyです。
1年前にDTM環境をアップデートすべく、新しいデスクを取り入れました。
それが、こちらのデスク「Bauhutte(バウビュッテ)」です。
これが実際に使ってみるとかなり良かったので、紹介させてもらいますね。
僕がDTMデスクを選ぶ条件として、「安い」「コンパクト」「作業効率がUPする」の3つがあったのですが、Bauhutteはこれらを全て満たしてくれていました。
これらの条件でDTM用デスクを探しているという人には、結構参考になるかと思います。
そして僕は「音楽制作がはかどるデスク」を求めた結果、「スタンディングデスク」という選択肢に行き着いたのですが、スタンディングデスクに興味があるという人にもぴったりの記事となっています\(^o^)/
「スタンディングデスクって何?」という人も、この記事を読めば「なぜDTMにスタンディングデスクがおすすめなのか」が理解できるでしょう。
「座り作業は新種のガンだ!」アップルも導入している「スタンディングデスク」とは
「スタンディングデスク」とは、立ったままパソコンなどの作業ができる高めのデスクのことです。
つい最近、天下のアップルも「スタンディングデスクを全社員に支給する」というニュースがありましたね。
アップルの現CEOであるティム・クックは、「座り作業は新種のガンだ!」とすら言っています。
参考: スタンダップApple社員! 立ち作業デスクを全社員に支給 – GIZMODE
実際、座りすぎによるリスクって結構あるらしく、中にはこのようなニュースもあります。
参考: 座りすぎの死亡リスクは最大40%増——日本人は世界一座りすぎている – Business Insider
「オーストラリアの研究機関が座位時間と総死亡リスクについて調査したところ、1日の総座位時間が4時間未満の成人に比べて、8~11時間の人だと15%増、11時間以上だと40%増、ということがわかった。このパーセンテージは、WHOが推奨する1日30分以上のウォーキングやランニングなどの運動を週5日実施していても、相殺できない」(岡教授)
週5でランニングしても相殺できないほどの死亡リスクって・・・
音楽制作は結構な長時間作業になるので、僕らの座りすぎによる死亡リスクは間違いなく高まっているでしょうね😭
こういったリスクを取り除くためにも、スタンディングデスクはかなり役立つのですが…
実は他にも、スタンディングデスクを取り入れるメリットはたくさんあるのです。
スタンディングデスクをDTM環境に取り入れるメリット
スタンディングデスクを取り入れることのメリットは、主に4つあります。
1. 集中力が高まる
2. 血流が良くなる
3. 眠気防止
4. ノレる
1つづつ解説していきますね。
1. 集中力が高まる
「会議は立ちながらや歩きながら行う方がよい」という話を聞いたことがあるでしょうか。
アップルのスティーブ・ジョブズや、Facebookのマークザッカーバーグも歩きミーティングを取り入れていると言われています。
スタンフォード大学の2014年の研究では、歩いているときにはクリエイティビティの出力が、平均で60パーセントもアップすることが判明しています。
参考: 正解は「歩く」。スティーブ・ジョブズの頭脳を支えたブレストのテクニック – Business Insider
確かにアイデアって、じっと座ってるより動いてる時の方が出てきますよね。
一部の研究からも、クリエイティビティがアップすることがわかっています。
2. 血流が良くなる
座りっぱなしだと血流が悪化し、動脈硬化や大腸がんなどのリスクが増加するそうです。
このことが、先ほど紹介した死亡リスクとも関係しているんでしょうね。
ふくらはぎは第二の心臓, 健康になるにはふくらはぎをもみなさいなど「ふくらはぎブーム」が一時期ありましたが、その第二の心臓であるふくらはぎが完全に停止することで血栓などのリスクも増えてしまうとのこと。
立って作業することで、座りっぱなしによるリスクを下げることができます。
3. 眠気防止
音楽制作は楽しくクリエイティブな作業ですが、ミキシングの細かい修正など、機械的な部分は退屈で眠くなってしまうこともあるでしょう。
立ちながら作業することで、ウトウトして作業時間がムダになってしまう事態を防ぐことができます。
4. ノレる
これがもしかすると、スタンディングデスクの一番のメリットかもしれません。
特にノリが重要なダンスミュージックなどは踊りながら聴く音楽なので、座って制作するよりも立ってリズムをとりながら制作する方がアイデアも湧きやすくなります。
DTMデスクは安くておしゃれな「Bauhutte」(バウビュッテ)がおすすめ
ここまでで、いかにスタンディングデスクが健康面や創造力の面で優れているか理解できたかと思います。
スタンディングデスクには高価なものもたくさんありますが、おすすめはこの「Bauhutte」(バウヒュッテ)です。
2万円を切る価格で購入でき、安いのに作りもしっかりしているので、初めてのスタンディングデスクには十分すぎる出来でしょう。
奥行き45cm, 横幅70cmのデスクは、パソコンモニター, キーボード, オーディオインターフェースを乗せるにはピッタリの大きさです。
正面:

横:

昇降可能で184cmの僕の身長にもバッチリ対応してくれます。
高さは75cmから117cmまで調整可能なので、小柄な方でも問題なく使用できますよ。
ちなみにデスクに乗っているのは、49鍵のMIDIキーボード「Komplete Kontrol S49 MK2」です。
値段も安く、記事を書いている2019/07/26現在で13,500円です。(ただいまセール中で36%オフの価格のようです)
現在はCOVID-19の影響で、全体的にデスクの価格が高騰しているので、去年の2倍ほどになってしまっていますが、それでも他のデスクに比べるとかなりお得だと思いますね。
使い始めて2年ほどになりますが、今もまったく壊れる様子はなく愛用させてもらってます😃
スタンディングデスクのデメリット
ここまでスタンディングデスクのいい面ばかり紹介してきましたが、デメリットについても考えてみましょう。
まずこれほど流行っているスタンディングデスクですが、効果はあまりない, よくわからないという研究結果もみられます。
ネットで調べても、8時間も立ちっぱなしでいるなら座り作業よりリスクがあるという意見から、そもそも座りっぱなしで仕事をしてもリスクは増大しないという意見までさまざま・・・
たしかに1年間スタンディングデスクをDTMに取り入れてみて、1日中立ちっぱなしは逆に疲れて集中できないとも感じました。
スタンディングデスクが座り仕事のさまざまな問題を解決するように書いてある記事も見かけますが、立ち姿勢での作業も何かと不便なことが多いのです。
そこでスタンディングデスクの効果を最大限に発揮するために、次に僕がたどり着いたスタンディングデスクの効果的な使い方について紹介していきます。
スタンディングデスクの効果的な使い方
スタンディングデスクは先ほど紹介したように、長時間使用するには正直疲れます。
DTMだと集中すれば5,6時間なんてあっという間に経ってしまうでしょう。
その全ての時間を立ちっぱなしで行うとなるとちょっとキツいので、解決策としてスタンディングデスク用のイスを使用することをおすすめします。
疲れた時に、軽く足腰を休められるイスがあると、スタンディング作業の苦痛がかなり軽減されますよ。
僕が選んだのは、こちらのニトリのカウンターチェア。
・カウンターチェア(ビンテージQSD-91 BK) – ニトリ
COVID-19でイスの価格もかなり高騰しているのに、この安さです。
「なんか座り心地がよくなさそうだな…」と感じるかもしれませんが、あくまでスタンディングデスク用のイスとして購入しているので、ふかふかの座り心地なんか求めていません。
逆に、ちょっと休憩するのに深いイスに座ってしまうと、やる気がグッと下がってしまいがちです。
Bauhutteはリラックスしすぎないちょうど良い硬さで、高さも簡単に調整できるので、まさに「立ち」と「座り」を両立するためにピッタリのイスなんですよね。
一応、背もたれもついているので疲れにくく、軽いのでスタンディングで作業したい時は簡単に移動させることもできますよ。
これからもスタンディングデスクを使い続けたいか?
以上、1年間「Bauhutte」のスタンディングデスクを使ってDTMをしてみた感想と、そのメリットについて紹介してきました。
「これからもスタンディングデスクを使いつづけたいか?」と言われれば・・・
答えはイエスです。
スタンディングデスクは座り作業の問題を完全に解決してくれる訳ではありませんが、僕は1年間使用してみた結果、音楽にノリながら制作できることによって創造力がUPし、集中力も高まったと感じています。
「スタンディングデスクには否定的な意見も多いけど、どうすれば良いの?」と思う人もいるかもしれませんが・・・
こういう未解明の部分が多い分野においては、研究結果よりも自分の感覚を第一に考えるのが大切です。
スタンディングデスクを購入する前に、一度カラーボックスや適当な家具で自作して試してみると良いかもしれませんね。
実際に立ちスタイルを試してみて、自分に合いそうだと感じれば購入してみてはいかがでしょうか。
DTM用デスクの購入を考えている方の参考になれば嬉しいです🙃