プラグイン

Empirical LabsとSoftubeがコラボ!話題の新プラグインを試してみた

DistressorやFATSOなどのハードウェアを開発する「Empirical Labs」が、アナログモデリングで有名なプラグインメーカー「Softube」と共同で、3つのプラグインをリリースしました。

アナログの暖かみを追求している両メーカーによるこの製品は、手軽にアナログ機材の質感を与えたいというDTMユーザーにぴったりのプラグイン。

この記事では、これらのプラグインの特徴や使い方のコツ, 実際に使ってみた感想などをお伝えしていきます。

Empirical Labs Complete Collectionとは?

今年もっともホットなプラグインだと紹介するDavid Gnozzi

Empirical Labs Complete Collectionは、以下の3つのプラグイン(コンプレッサー, EQ, Console 1用のチャンネルストリップ)が入ったバンドルです。(個別でも販売されていてます)

・Empirical Labs Mike-E Comp
・Empirical Labs Lil FrEQ
・Empirical Labs Trak Pak for Console 1

コンプとEQに関しては、実際にEmpirical Labsから販売されているアナログ機材をもとに作られています。

Empirical Labs創業者「Dave Derr」とのパートナーシップによって開発されたこれらのプラグインは、アナログ特有のサウンドを作ることにとことんこだわって設計されており、誰でもパワフルでパンチの効いたアナログサウンドを手軽に体感することができます。

それでは、これらのプラグインついて順に詳しく見ていきましょう🙂

Empirical Labs Mike-E Comp

Empirical Labs Mike-E Comp – Softube

Mike-E Compressorは、コンプレッサーとサチュレーターの機能を独自のブレンドによって組み合わせることによって、暖かく心地よいアナログサウンドを実現します。

Mike-Eを使用すると、肉厚でパンチの効いたドラム・サウンドをデザインできます。これは密度の高いミックスでのディケイに聴き取れます。太くて倍音が美しく、響くベースもデザインできます。拙いアコースティック・ギターの録音を滑らかにならし、活気づけることも可能。また、ソフトニー・コンプレッションと温かみのあるトライオードタイプのサチュレーションでミックス内のボーカルの臨場感を高めることもでき、エレクトリック・ギターに鋭さを加えることもできます。音が脆くなるという心配は無用です。急勾配の、まるでリミッターのような「NUKE」モードはアタック/リリースの形状が他とは異なります。これを使うと、ドラム・ルーム・マイクをはじめ、「NUKE」の全面攻撃を必要とするあらゆるものを潰すことができます。Mike-Eを使えば様々なことを実現できます。

Empirical Labs Mike-E Comp – Softube 製品紹介

このようにMike-Eは、ドラムだけでなくあらゆるサウンドを加工・色付けすることができる上、「Emphasisフィルター」や「DRY/WET」などの機能によって、より細かな調整を行うこともできます。

試しにドラムに使ってみたところ、やはりDAW付属のコンプとは全然違う、肉厚なサウンドを簡単に得ることができましたね。

こういった特徴的なサウンドを求めているなら、安価なサチュレーターやコンプに手を出すよりも、「Mike-E Comp」を1つ持っておいた方がはるかに役立つなと感じます。

Softube公式のYouTube動画やユーザーマニュアルには、より詳しい使い方やテクニックが紹介されているので、気になる人はチェックしてみてください。

Softube – Mike-E & Lil FrEQ (Audio Examples) 

特にユーザーマニュアルのTips&Tricksには、「パンチのあるスネアを作る方法」「アナログテープの質感を与える方法」などの具体的なテクニックは一読の価値がありますよ。

Empirical Labs Mike-E Comp – Plugin Boutique

Empirical Labs Lil FrEQ

Empirical Labs Lil FrEQ – Softube

Empirical Labs Lil FrEQは、「ディエッサー機能」や「フルパラメトリックのEQ」によってアナログの暖かみを与えつつ、細かなイコライジングを実現するEQプラグインです。

Lil FrEQはアナログ特有の温かみが絶妙であり、並外れたパワーと音楽性を両立させています。このEQらしからぬ個性によってLil FrEQは貴重なツールとして役立ちます。1つの信号チェーンに複数のプラグインを連ねることなく、より良いサウンドをより早くデザインできます。非常にパンチの効いたファットなドラム、耳触りが良いシンバル、自然なボーカル・トラックなどを求めている場合や、面白味のないアコースティック・ギターの録音をミックスに馴染ませようとしている場合はLil FrEQの出番です。ルーツを同じくするDistressorやFatsoと同様、現代のクラシックとなる運命にあるLil FrEQは誰とも違うパンチを繰り出し、透明度の高い補正を行う、好戦的で非凡なトーン・シェイパーです。

Empirical Labs Lil FrEQ – Softube 製品紹介

このディエッサー機能は、ボーカルの歯擦音やギターのきしみ等をを取り除くだけでなく、6kHzあたりをHFLIMで叩くことによって高域を滑らかにし、アナログテープのような質感を再現するのにも役立ちます。

こちらもYouTube動画や専用のマニュアルでも、詳しい使い方を学ぶことができますよ。

Softube – Mike-E & Lil FrEQ (Audio Examples)

Empirical Labs Lil FrEQ – Plugin Boutique

Empirical Labs Trak Pak for Console 1

Empirical Labs Trak Pak for Console 1 – Softube

Empirical Labs Trak Pak for Console 1は、先ほど紹介したEQとコンプレッサーを「Console 1」という専用のシステムで起動させ、より効率的にミキシングや音作りを行うためのソフトです。

精巧にモデリングされたLil FrEQとMike-Eのコンポーネントに基づくTrak Pak for Console 1は、Softube史上最もパンチの効いたConsole 1用チャンネル・ストリップと言えます。Console 1のミキシング・ワークフロー用に最適化されており、Lil FrEQのハイパス・フィルターと新設計のローパス・フィルターが「Input」セクションに、Lil FrEQのディエッサー/HFリミッターが「Shape」セクションに、Lil FrEQのパラメトリックEQおよびハイ/ロー・シェルビングが「Equalizer」セクションに用意されています。 Mike-Eは「Compressor」セクションでその名をとどろかせています。Trak Pakの「Compression」セクションは、有名なDistressor譲りのMike-Eの「CompSat」によるコンプレッション・セクションです。Mike-Eの「CompSat」の「sat」の文字が表す通り、Trak Pakの「Drive」セクションからは激しくレトロなディストーションが得られます。

Empirical Labs Trak Pak for Console 1 – Softube 製品紹介

「Console 1」とは、SoftubeやUADといったアナログモデリングプラグインをハードウェアコントローラーによって操作するためのシステムのこと。

参考: Softube Console 1 MK2 – サウンドハウス

こちらはソフト単体で使用することはできませんが、Console 1を持っている人であれば、Empirical Labs製ソフトをより素早く直感的に操作することができます。

Empirical Labs Trak Pak for Console 1 – Plugin Boutique

Empirical LabsとSoftubeがコラボ!話題の新プラグインを試してみた | まとめ

以上、Empirical Labs Complete Collectionのご紹介でした。

「Empirical Labsのサウンドは気になるけど、自分好みの音になるかな?」と迷っている人は、デモバージョンもあるので、ダウンロードして実際に自分の環境で試してみると良いでしょう。

アナログっぽい質感やファットなサウンドを求めている人は、ぜひチェックしてみてくださいね😃

Empirical Labs Complete Collection – Plugin Boutique

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