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iZotope「RX 8」がついにリリース!新機能や音楽制作への活用法も紹介

オーディオ修復の大定番ソフト「RX」の最新バージョンである「RX8」が、ついにリリースされました。

翁
前作の「RX7」から、およそ2年ぶりのアップデートじゃな。

放送や映像業界の人にとっては名の知れたソフトだと思いますが、今回アップデートされたことで、RX8はアーティストなどの個人ユーザーにとっても、さらに使い勝手の良いソフトに進化しています

 

この記事ではRX8の新機能やできることに加えて、RX8を音楽制作に活用するための方法もあわせて紹介していきます。

「ノイズ除去ツールが気になっていた」「もっと録音のクオリティを高めたい」「音楽制作に使える新たなツールを探している」という人は、ぜひ参考にしてみてください😃

レビューのため、Plugin Boutiqueさんから製品を提供していただきました。

iZotope「RX 8」の3つの新機能

RX8の新機能をサクッと動画でチェック!

まずは、新機能からみていきましょう。

「RX8」から新たに加わったツールは、以下の3つです。

・Guitar De-Noise – ギター専用のノイズ除去ツール

・Spectral Recovery – ビデオ通話やリモート会議で劣化した音を復元

・Wow & Flutter – レコードやカセットの劣化によるピッチの揺れを修正

順に紹介していきますね。

Guitar De-Noise

「Guitar De-Noise」ギター専用のリペアツール

RXには、今までも「De-Noise」というノイズ除去ツールがありましたが、これはギター専用というだけあって、「ピッキング時のアタックノイズ」「フレットのノイズ」などを軽減してくれるという、ギタリストにとってかなり嬉しい機能を備えています。

「RX 8 Standard」または「RX 8 Advanced」で使用可能です。

Spectral Recovery (Advancedのみ)

「Spectral Recovery」は、通信環境によって劣化しがちなビデオ会議などの音声を復元するためのツール。

具体的には、ハイ落ちして聞き取りづらくなってしまった高音部分を復活させるという機能です。

これはビデオ会議だけでなく、ICレコーダーやスマホなどの安価なデバイスで録った音のクオリティを高めるのにも使えるかもしれませんね。

Wow & Flutter (Advancedのみ)

最後の「Wow & Flutter」は、テープの伸びなどによって劣化してしまった音質を改善するためのツールです。

カセットテープは時間の経過でどんどん音が悪くなっていくので、昔のテープをきれいにデジタル化したいという人にとっては、とても役に立つ機能だと思います。

 

以上の3つが、RX8から新たに追加された機能です。

ここまでくると「いや、マニアックすぎじゃない?笑」と思えるかもしれませんが、業界の定番ソフトだけあって、アップデートごとにあらゆるニーズにこたえられるよういろんな修正ツールが追加されていっていますね。

これらの新機能に加えて、「Music Rebalance」をはじめとする多くの機能の質が向上しているので、新規で購入する人はもちろん、前バージョンからのアップグレードを考えている人にもかなりおすすめできるクオリティに仕上がっています!

iZotope「RX 8」を音楽制作に活用する3つの方法

「RX8って、映像や放送関係のためのツールじゃないの?」と思われがちですが、今回のアップデートによってアーティストにとっても十分購入する価値があるソフトに仕上がったなと感じました。

先ほども少し紹介しましたが、ギターの音質を高める「Giutar De-Noise」なんかはまさに、普段からギターを録音するアーティストにとってはこれから欠かせないツールになりそうな予感です・・・

ここでは簡単に、RX8を音楽制作に活用するための方法について紹介していきます。

1.「Music Rebalance」でリミックス素材を抽出する

個人的には、この「Music Rebalance」という機能が一番の衝撃でしたね。

これはRX7から新たに加わった機能で、楽曲のボーカルやドラムなど特定の音を取り出すためのツールです。

アーティストにはぜひ使ってほしい機能で、RX8からこの精度が大幅に上がっています

正直、このツールのためにRX8を買ってもいいんじゃないかというほど素晴らしい…

 

なぜ、Music Rebalanceが音楽制作者向きのツールなのかというと・・・

・楽曲からボーカルを抽出してリミックスできる

・ベースのみを取り出して、どんなベースラインになっているか細かく確認できる

・ドラムを取り出して、自分の曲に取り入れる

・ボーカルのみを抜いてインストバージョン(カラオケVer.)を作れる

このようなことができるからです。

「ボーカル」「ベース」「ドラム」「その他」という4つのパートに独立させるシンプルな機能ですが、これを使えば自分の大好きな楽曲のカラオケバージョンを作ってカバーしてみたり、ボーカルのみを取り出してリミックスバージョンを作成してみたりと、いろんな可能性が広がりますよね。

実際に使ってみると、ぶっちゃけ完璧にクリーンな状態でこれらのパートを抜き取ることはできませんでしたが、リミックス用途なら十分に使えるクオリティだなと感じました。

ノイズ除去の定番ツールRXを作っている「iZotope社」だからこそ、ここまで質の高いアイソレーションができているんだと思います。

iZotope「RX 8」の購入はこちら

2. ボーカルや楽器の録音をクリーンにする

スタジオ並みに整備されていない個人の録音環境だと、ボーカルや楽器の録音をする時にノイズが乗ってしまうことがありますよね。

録音時は気がつかなくても、制作の最中にノイズが気になってくることもあります…

RX8ならそれぞれの状況に対応した細かいツールが用意されているので、それらを使ってクリーンな音に仕上げることができます。

いくらお金を払ってマスタリングに出しても、もとの音質が悪いとどうしようもないですからね😭

アーティストが録音やミックス段階から、最低限必要なクオリティで録音ができる環境をつくるというのはとても大切なことだと思います。

3. 新機能でギターのノイズ除去をさらに精密に

ギターの録音は、ハムノイズ, ヒスノイズ, ピッキングノイズなどいろんなノイズが乗ってしまいがちですが、ギタリストに嬉しい新機能「Guitar De-Noise」を使えば、以下のようなことが可能になります。

・アンプの「ジー」という音や電気的なノイズを取り除く

・ピッキング時の過度なトランジェントを和らげる

・フレットを移動した時の「キュッ」という音を取り除く

普通のDe-Noiseでは消せないような特殊なギターのノイズも、Guitar De-Noiseならこのように細かく修正することができます。

iZotope「RX 8」は全部で3種類

RX8は全部で3つのバンドルに分かれていて、それぞれ含まれているツールの数に違いがあります。

かなり値段の差があるので、自分の使用目的に合ったものを選びましょう。

 

僕のおすすめは、新機能「Guitar De-Noise」や前回よりさらに進化した「Music Rebalance」も入っている「RX 8 Standard」です。

今ならリリース記念として、最大50%オフのセールも行われていますよ!

1. iZotope「RX 8 Elements」

簡単なノイズ除去のみを行いたい、ライトユーザーにおすすめの入門用バンドル

iZotope「RX 8 Elements」

簡単なノイズ除去機能だけ欲しいという人には、こちらの「RX 8 Elements」がよいでしょう。

ハムノイズやクリップノイズなどを取り除くための、5つのツールが入っています。

「会議やビデオ通話のノイズを軽減したい」といった用途なら、このElementsで十分だと思います。

価格もそんなに高くないので、気軽に購入しやすいですね🙂

2. iZotope「RX 8 Standard」

ボーカルやギターの録音精度を高めたいアーティストや、Youtubeやポッドキャストなどを配信している個人向けのバンドル

iZotope「RX 8 Standard」

個人で本格的な音楽制作をしているなら「RX 8 Standard」がおすすめ。

ボーカル, ギター, 環境音, ASMRの録音などあらゆるシチュエーションに使えるバンドルで、「Standard」から使えるツールも一気に多くなります。

ちなみに最上位バンドル「RX 8 Advanced」は、完全に放送や映像に関わるポスプロ向けのツールなので、個人で購入しても全ての機能を使いきれないと思います

3. iZotope「RX 8 Advanced」

映像業界や放送業界などのポストプロダクションにたずさわる、音のプロフェッショナルにおすすめのバンドル

iZotope「RX 8 Advanced」

最後は、RXシリーズの最上位バンドルである「RX 8 Advanced」。

リバーブ音を取り除く「De-Verb」や、風切り音を取り除く「De-Wind」などはAdvancedから同梱されています。

翁
RX8からの新機能「Spectral Recovery」や「Wow & Flutter」も、RX8 Advancedでのみ使えるようになっておるぞ。

価格は一気に跳ね上がって10万円を超えてくるので、ポスプロ業界にたずさわっている人か、普段からかなり繊細な音を扱う人向けのバンドルです。

iZotope「RX 8」がついにリリース!新機能や音楽制作への活用法も紹介 | まとめ

最近、生楽器をミックスする機会がちょいちょいあるのですが、やはり演奏時の息づかいだったりちょっとした環境ノイズが入ってしまうことがあるので、こういったオーディオリペアツールが手元にあるとかなり助かります。

最上位版のRX8 Advancedには「De-Verb」や「De-Wind」など個人でも使えそうなツールがいくつか入っていますが、ほとんどの人がRX 8 Standardで事足りるでしょう。

最初から「Advanced」や「Standard」を購入する必要もなく、上位版にしかない機能が使いたくなったら、後からアップグレードすることもできるので安心してください。

 

RX8は発売されたばかりで、ちょうどイントロセールもやっているので、「気になっていたけど手が出せなかった」という人にとっては、今がチャンスだと思います。

ちなみにiZotope公式サイトでも購入できますが、「Plugin Boutique」から購入すれば期間限定で定番ディストーションプラグインiZotope「Trash2」が無料で手に入り、さらにポイントも貯まるので圧倒的にお得ですよ😌

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