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【悲報】Ableton Live 9がついにMac非対応に。 「macOS X 10.15 Catalina」へのアップグレードで多くのプラグインが使用できなくなる?

先日はApple Special EventでiPhone11などが発表されて、Apple界隈は盛り上がっています。

Macの新しいOSである「Catalina」も10月にリリースされる予定です

 

次々新しい便利な機能が追加されて、早くアップグレードしたいとワクワクしているみなさん!!

もしDTM系のソフトをたくさん使っているならワクワクする気持ちを少し抑え、アップグレードは少し様子を見たほうがよいかもしれません。

「Catalina」へのOSアップグレードは、これまで以上にDTM系ソフトの使用に影響を及ぼす可能性があります

 

今回のアップグレードがどんな影響を及ぼすのか、順番にみていきましょう。

目次

【悲報】Ableton Live 9は「macOS X 10.15 Catalina」からMac非対応になります

こちらがDTMerにとって、一番のニュースではないでしょうか。

Ableton Liveはダンス・ミュージックを制作する方やDJライブをする方の多くが使っている超王道DAWです。

上位モデルの「Suite」だとお値段が高いので、新しいバージョンが出ても古いバージョンをそのまま使うという方も結構いるのではないかと思います。

「Catalina」へのアップグレードでAbleton Live 9は完全にMac非対応になります。

Ableton Live 9を使用している方は、絶対にOSアップグレードしないようにしましょう。

もしアップグレードしてしまったら、それを言い訳にAbelton Live 10を買ってしまいましょう 笑

ちなみにAbleton Live 10に関しては、現在新しいOSに対応させるためのテスト中です。

Ableton Live 10を使っているユーザーも、リリース後すぐにアップグレードするのは控えたほうが良さそうです

「Ableton Live9」非対応に加えてiTunesも消滅。PCDJはどう対応するべきか

以前から言われていましたが、CatalinaからiTunesが終了します。

OSをアップグレードしない限り、iTunesが突然消えてしまうということはありませんのでご安心ください

「iTunes」は、Catalinaから別の音楽用アプリに移行されます。

 

アップグレードしなければ当分は問題ありませんが、問題はこれからMacを買ったり買い換えようとしている方です。

TraktorなどのDJソフトとiTunesの楽曲を同期させて、管理しているDJはたくさんいるでしょう。

DJソフトにiTunesのXMLファイルというものを読み込ませれば、簡単に両ソフト間で同期できる仕組みがありました。

10月のCatalinaリリース以降に発売されるMacには最新OSが標準搭載されていますので、iTunesで管理してTraktorなどのDJソフトと同期させていた方は、別の楽曲管理の方法を強いられることになります

 

新しい管理方法を探さないといけないというのは、手持ちの楽曲やプレイリストが多ければ多いほど煩わしいものです。

今はまだ慣れない管理方法に移行したくないという方は、アップグレードや新しいMacの購入を控えるべきでしょう

「macOS X 10.15 Catalina」から32bitのDTM系プラグインも非対応へ

Catalinaから、32bitのDTM系プラグインも非対応になります

多くのプラグインが64bitに対応していますが、古いプラグインやフリープラグインを使っているという方は注意が必要です。

Go64 – macOS Catalinaで動かない32bitアプリを検出

このようなアプリを使えばどのアプリがCatalina非対応なのか、すぐに調べることができますよ。

その他「macOS X 10.15 Catalina」に非対応のDTM系プラグイン

RolandKorgなど各社が注意を呼びかけていますね。

Native Instrumentsのハードウェアとソフトウェアも今のところ、Catalinaには非対応です

 

アップグレードのせいで制作が出来なくなると、仕事に支障をきたすことになる方もいるでしょう。

OSリリース後は毎回メーカーの対応状況を確認した上で、アップグレードするのが賢明です。

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