あなたが音楽で生計を立てるのに、すぐに今のアルバイトやサラリーマンの仕事を辞める必要はありません。
今や、音楽の知識や楽器演奏スキルを通して収入を得る方法はたくさんあるので、小さな収入から少しづつステップアップしていけば、音楽だけで生計を立てることも不可能ではない時代です。
なので今日は、週末からでも試せる「音楽で収入を得るための5つのサイト」を紹介したいと思います。
まずは、自分に合いそうなものから選んで試してみてください😃
音楽で収入を得るための5つのサイト
ここでは国内サイトと海外サイト、どちらも紹介していますが、英語が多少わかるなら海外サイトにも必ず登録しておきましょう。
日本の音楽文化は独特なので、日本人という強みによって、より簡単にお金が稼げるようになる可能性もありますからね。
特に「ボカロ」「日本の伝統楽器」「日本っぽい音楽や環境音」といったことに関わっている人はチャンス倍増ですよ!
1. Audiostock
Audiostockは著作権フリー音源を売買できる日本のマーケットサイトで、クリエイターは楽曲だけでなく効果音やボイスを販売することも可能です。
「こおろぎさんち」というDTMer向けブログで有名なこの方は、年間100万円ほどをAudiostockで稼ぐほど研究されているそうなので、興味がある人はこおろぎさんの有料noteなんかで勉強すれば、月数万円くらいサクッと稼げるのではないでしょうか。
参考: Audiostock(オーディオストック)攻略マガジン – note
「フリーBGMといえばAudiostock」というくらい有名なサイトなので、買い手のニーズさえうまく掴めれば、誰にでもチャンスはある気がしますね。
2. ココナラ
個人のスキルを売買できる「スキルシェアサービス」でまず思い浮かぶのは、国内なら「ココナラ」ではないでしょうか。
以下のように、音楽ジャンルでもいろんなカテゴリに分けられているので、自分のスキルが生かせそうなカテゴリがあれば、ぜひ挑戦してみましょう。

ココナラで人気のカテゴリ
基本価格やオプション料金は自分で設定できるので、戦略としては安めの料金から始め、高評価を獲得して値上げしていくという流れが良いのではないかと思います。
僕「楽曲解析」というサービスを利用したことがありますが、これは僕の好きな曲のコード進行や曲中で使われているテクニックを、音大卒の方に解析してもらうというものでした。
マスタリングとか作曲よりも、こういうニッチなサービスの方が、ここでは需要があるような気がしますね。
・ココナラ
3. Fiverr
Fiverrは、ココナラの海外版です。
5ドルで仕事を頼めるサービスとして始まったFiverrですが、現在はもちろん価格設定やオプション料金の設定も可能となっています。
海外ではかなり有名なサービスなので、利用者が多いのはもちろんのこと、ここで「日本の民族楽器を演奏します!」「京都の環境音録ります!」といった、日本人にしかできないサービスを提供すれば、かなりの収入を得られるチャンスがあるかもしれません。
4. SoundBetter
SoundBetterは、フリーランスのプロミュージシャンやエンジニアが参加しているクラウドソーシングサービス。
利用者はサイト内で楽曲制作プロジェクトを立ち上げたり、アーティストとして招待されることで報酬を得ることもできます。
アメリカではかなり知名度のあるサービスらしく、有名なプロデューサーやエンジニアも関わっているとのこと。
同サービスでは、これまでに「カニエ・ウエストのプロデューサー、フーバスタンクのドラマー、ジャミロクワイのギタリスト、ビヨンセのソングライター、ジョー・コッカーのベーシスト、ハービー・ハンコックのエンジニア、モリッシーのギタリスト、ザ・キラーズのミキシングエンジニア、ジョージ・マイケルのマスタリングエンジニア」が利用していることを喧伝。日本ではまだ知名度は低いものの、海外の音楽業界、とりわけ音楽制作サイドにとってはまずまずの信頼性を得ているといえる。
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けっこう敷居の高いサービスな感じがしますが、楽器演奏やエンジニアリングに自信があるという人は、登録してみると面白いことが起きるかもしれませんね。
5. AirGigs
AirGigsもSoundBetterと同じ、フリーランスのミュージシャンやエンジニアのためのプラットフォームです。
SoundBetterはプロフェッショナル向けですが、AirGigsは誰でも登録できることから、若干カジュアルな印象を受けますね。
2012年からあるサービスなので、昔からの利用者も多くいるようですが、こちらも質の高い仕事を提供すればいろんな仕事を得られる可能性があります。
演奏やエンジニアリングに自信があれば、SoundBetterとあわせて登録しておきましょう。
音楽で収入を得るための5つのサイト | まとめ
いかがでしたか?
楽器が演奏できるならチャンスはかなり広がりますが、それ以外でも音楽の知識があるなら工夫次第で稼げるチャンスは必ずあります。
DTMのオンライン授業、ナレーション、楽曲解析など、アイデアはいくらでも考えられるので、自分の強みと市場のニーズを照らし合わせて、うまくマッチする部分を探してみましょう。
この記事が、みなさんの参考になれば嬉しいです🙂