
最近のコロナショックで、Bandcampがアーティストへの全額還元キャンペーンをしたり、Spotifyがアーティストを支援するための仕組みをつくったりと、各企業がアーティストに対していろんなサポートを試みていますね。
今回、SoundCloudでもアーティストを支援するためのシステムが導入されていたので、この仕組みと使い方についてご紹介していきましょう。
SoundCloudのアーティスト支援の仕組み
これは簡単に説明すると、SoundCloudアーティストページの目立つ位置に、Bandcampなどへのリンクを貼り付けることによって、アーティストへの還元率が高いBandcampから楽曲を購入してもらえるようにする仕組みです。


ちょうど右の赤い四角で囲ってあるところが、今回設定していく箇所なんですが、
The COVID-19 virus has impacted the creative community around the world. Show support for your favorite creators. (COVID-19が世界中のクリエイティブコミュニティーに影響を与えています。大好きなクリエイターにあなたのサポートの気持ちを示しましょう)
このように書かれています。
ここを押せば、直接アーティストのBandcampに飛べるようになっているので、SoundCloudで音楽を聴いているファンが気軽に支援できる仕組みになっているんですね。
Bandcampは気軽に自分の曲を販売できる上、アーティストへの還元率も高いとても便利なプラットフォームなので、まだ使っていないという人はぜひ登録しておきましょう。
参考: 「Bandcamp」に登録して配信すればアーティストの取り分は70%以上 – スタジオ翁
では、次にSoundCloudでのサポートリンクの設定方法について解説していきます。
SoundCloudに支援リンクを貼るための設定方法
これはめちゃくちゃ簡単に設定できますし、Bandcampだけでなくクラウドファンディングのページなんかのリンクも貼ることができるので、好きなように使ってください。
まず、アーティストページ右の「Edit」を選択しましょう。


この画面の「Your Links」というところに、新たにURLを書き込める場所ができています。


ちなみにこの部分にはどんなリンクも貼れるわけではなく、以下の8つのプラットフォームのリンクしか貼ることができないので注意して下さい。
・「Paypal.me」
・「Cash.app」
・「Venmo」
・「Bandcamp」
・「Shopify」
・「Patreon」
・「Kickstarter」
・「Gofundme」
全て海外のサービスですが、「Paypal」や「Bandcamp」なら日本在住でも使えるので、ぜひ試してみましょう。
たったこれだけで設定は完了です。
アーティストページで実際に設定が反映されているか、確認してみましょう。
SoundCloudにアーティスト支援のためのリンクを貼る方法 | まとめ
SoundCloudには、以前からBandcampなどのリンクを貼れる機能は付いていました。
しかし、今回紹介したように「COVID-19で影響を受けたアーティストを支援しよう!」というメッセージと共に、ページの目立つ位置にバナーを貼るといったことはできなかったんですよね…
ささいな機能かもしれませんが、無料で設定も簡単にできるので、SoundCloudやBandcampを利用している人はぜひ、この機能を使ってみて下さい。