こんにちは、Isseyです。
実は人生で、2度の留学を経験しています。
1回目は大学生の時、休学してオーストラリアで一年間生活しました。
2回目は社会人だった25歳の時。音楽制作を学ぶためイギリスで一年間暮らし、ロンドンの音楽専門学校「Point Blank Music School London」に通っていました。
僕はお金が貯められない性格なので、2回とも10万円だけ握りしめて海外に行きました。
いま思うと、かなり無謀でしたね。笑
これは極端な例かもしれませんが、お金がないから留学を諦めかけているという方は結構多いでしょう。
しかし生まれ育った環境や文化が全く違う人々との交流は、間違いなく自分の価値観や人生に対する姿勢を変えてくれます。
僕は文字通り、海外での生活によって人生が変わりました。
どう変わったかというのはまた別の機会にお伝えしますが、お金が留学のボトルネックになっているという方は今回お伝えする7つの方法をぜひ検討してみてください。
※7つの方法の中には「これは自分にはできないな…」というチート的お金の稼ぎ方も入っています。
「これならできそうだ!」と感じたものから、実践して取り入れていきましょう。
「お金がないけど留学したい!!」を叶える7つの方法
「留学=高い」というのは一昔前の話で、最近はいろんな新サービスがでてきたり航空券が安くなったりと留学の敷居が下がってきています。
それでも会社の給料で生活するのがやっとな20代の会社員や、学校の勉強でなかなかアルバイトの時間が作れないという高校生や大学生にとって留学は、まだまだハードルが高いものかもしれませんね。
「お金がないけど留学したい!!」を実現するには、次の7つの方法があります。
1. リゾートバイトで稼ぐ
2. 治験で稼ぐ
3. 格安スマホで固定費を下げる
4. シェアハウスに住んで家賃を下げる
5. クレジットカードを作っておく
6. 格安留学エージェントを利用する
7. ワーキングホリデーを利用する
そしてこれらの方法をすべて組み合わせて、短期間で留学の夢を実現することもできます。
現在の生活スタイルや、海外でやりたいことなど考えながら自分に合った方法で、留学を実現していきましょう。
1. リゾートバイトで留学前に一気に稼ぐ
短期間で稼ぐならリゾートバイトがかなりおすすめなのですが、その理由は3つあります。
1. リゾートバイトは、生活費が無料
2. 語学を学びつつバイトができる
3. 短期間で一気に稼げる
時給が特別高いわけではないのですが、住み込みで働くケースが多いリゾートバイトは家賃や光熱費, 場合によっては食費も一切かかりません。
一人暮らしだと家賃、共益費、電気代、水道代、ガス代、食費、交通費など気付かないうちに出費がかさんでしまいがちですよね。
統計を見てみると、一人暮らしは1ヶ月でこれくらい使ってるみたいです。
・食費: 47,542円
・家賃: 55,695円
・光熱費: 9,380円
・交通費: 5,493円
これらを合計するとおよそ12万円(118,110円)です。
中には衣食住すべてが無料という好条件の求人もあり、その場合だと働いて稼いだ分はすべて貯金できるということになりますね。
リゾートバイトなら、月12万円が余分に貯金できることになります。
12万円をアルバイトで稼ごうとする場合、時給1,000円で8時間働いても15日もかかってしまうので、リゾートバイトがいかに短期間でお金を貯めるのに向いているかが分かるでしょう。
では、リゾートバイトを探すにはどうすればよいのでしょうか。
いくつかリゾートバイトを専門に仕事を紹介してくれるエージェントがあるのですが、中でもおすすめなのがアルファリゾートです。
理由は4つあります。
1. リゾートバイト業界でNo.1の求人数
2. 一般のリゾートバイトで必要な説明会や面接などがない
3. 無料のオンライン英会話レッスンが受講できる
4. 女性の登録が多い
まずリゾートバイト業界No.1の求人数を誇っているというところに、圧倒的な安心感がありますね。
説明会や面接も不要で、登録が簡単です。
あと「住み込み」というところで女性の方は少し不安になるかもしれませんが、実はアルファリゾートは女性の登録が多いのが特徴です。
求人によっては「個室寮制度」など、女性が安心して働ける工夫も多々あります。
そしてアルファリゾート一番のメリットといえるのが、2019年にスタートした無料のオンライン英会話レッスンです。
驚きなのが24時間365日、回数無制限でいつでもレッスンを受けられるということ。

通常のオンライン英会話のレッスンを受けようとすると月額5,000円ほどかかってしまうので、もうこれは活用しない手はありませんね。
リゾートバイトは、好条件の案件を見逃さないようにまずは登録しておき、よい求人があれば応募してみるという方法がオススメです。
2. 治験で稼ぐ
治験とは、新しい薬を生み出すための臨床試験のことです。
これはなかなか人を選ぶチート級の裏技ですね。笑
実は、僕も治験を受けようと思っていろいろ登録していた時期があったのですが、花粉症やアトピー持ちなので受けられない治験が多かったため諦めました。
もし特に持病もなく健康な方なら、何回か通院するだけで数十万円が得られることもあるので、治験は簡単にお金を稼ぐ一番手っ取り早い方法だといえるでしょう。
治験は全く知らない人にとってはちょっと怖いイメージがあるかもしれませんが、投薬だけでなく青汁を毎日飲む「青汁モニター」やアイコスのような禁煙器具を使った「禁煙器具モニター」などもあり、その内容はさまざまです。
どの治験を受けたいかは自分で選ぶことができるので、少しでも不安があれば受けなければよいだけです。
治験の前には説明会に参加しなければいけないことが多く、そこで不安があれば質問することもできるので、もし治験に興味がある方は治験ごとのリスクをしっかり確認して心配ごとがない状態でのぞむことが大切です。
3. 格安スマホで固定費を下げる
少し前から話題になっている「格安SIM」をご存知でしょうか?
これを使えば、携帯代をかなり節約することができるんです。
僕は5年以上前から格安SIMを使っていますが、携帯代は月に2,000円ほどです。
今はいろんな会社から格安SIMが販売されていますが、おすすめは「mineo(マイネオ)」ですね。
mineoは3年ほど使っていますが、他の会社と比較してもかなり安くて使いやすいので、当分は使い続けるつもりです。
一般の携帯会社のように2年目から高くなるといった落とし穴もなく、シンプルな料金設定も魅力の一つです。
スマホを買い変える必要もなくSIMカードを交換するだけの簡単切り替えなので、いま格安SIMを使っていないという人は結構損している可能性があります。
数千円の違いでも、毎月支払うとなると一年で結構な差が出てきますよ。
またポケットWiFiを検討しているという人には、こちらの「Space Wifi」がおすすめです。
家にWiFiがないのでどこでも持ち運べるWiFiを調べていたのですが、こちらの民泊用WiFiは一般の方でも契約できて初期費用や最低契約期間もなく、かなり使い勝手のよいポケットWiFiです。
3日で10GBも使えるので、僕は外でパソコン作業をするときに使っていますね。
4. シェアハウスに住んで家賃を下げる
家賃を下げるだけでなく、あと数ヶ月しか日本にいないから違約金や大量の初期費用を支払ってまで賃貸を借りたくないという人にもおすすめなのがシェアハウスです。
僕も実際に数年間利用していたのがこちらの「オークハウス」というエージェントで、とにかく日本の賃貸業界にありがちなめんどくさい制度が一切ないのが最高でした。
オークハウスのメリットは以下の5つです。
・敷金礼金、仲介手数料がなし
・1ヶ月前に伝えれば違約金なしで退去できる
・光熱費とWiFiが使い放題
・電気やガスなどの契約を自分でしなくてよい
・家具や調理器具がついている
シェアハウスはキッチンやシャワースペースが共同になっている分、家賃が安く敷金礼金などという面倒な制度もありません。
さらに1ヶ月前に知らせればいつでも退去できるので、高額な違約金など支払う必要もないんですね。
僕はよく引っ越しをするのですが、謎の2年縛りや更新料という意味不明な制度には本当にうんざりしています。
そして基本的にオークハウスはWiFiや光熱費も家賃に含まれている(つまり使い放題)ので、月の固定費がはっきりしていて、貯金する上での心配事も減ります。
一人暮らしの自由さは少しなくなりますが、部屋は一人の空間でプライベートが守られているので、留学までの期間や帰国後の一時的な住まいとしてシェアハウスはかなりおすすめです。
5. クレジットカードを作っておく
クレジットカードは、お金に余裕があったとしても海外渡航前に必ず作っておきましょう。
お金がないなら、なおさらです。笑
クレジットカードを作るべき理由は3つあります。
1. 海外でお金を全部盗まれてもなんとか死なずにすむ
2. 急な出費があっても支払いを引きのばせる
3. 海外旅行保険がついている
日本だとお金を盗まれるという経験はなかなかできませんが、海外にはスリなどが多くいるんですよね。
そして日本人は、世界一カモだという共通認識があるので狙われやすいです。笑
現金が盗られても最悪クレジットカードさえあれば生きていけますが、現金しか持っていないと全部盗まれてしまったらどうすることもできません。
カードは盗まれたとしても電話一本で利用を止めることができるので、現金を大量に持ち歩くよりも実は安全なんです。
海外生活では予想だにしない出費も出てくるので、そんな一時的に出費がかさんでしまう時でもクレジットカードは役に立ってくれますよ。
日本でカードは使わないという方でも、出国前に一枚作っておいて損はないでしょう。
どれか一枚作るなら、学生でも審査が通りやすく年会費も無料の「楽天カード」がおすすめです。
溜まったポイントは楽天市場で使えるので、かなりお得ですよ。
6. 格安留学エージェントを利用する
はじめての留学は、留学エージェントの利用がおすすめです。
留学のための航空券や学校、ホームステイ先を手配してくれるのはもちろん、渡航先で困った時でも電話やメールで助けを求めることができます。
僕も初めての留学では、ホームステイ先までの行き方が分からなかったり現地でトラブルにあった時などいろいろ助けてもらいました。
ただエージェントの利用は、ものすごくお金がかかるんですよね。
僕は割と大手のエージェントを選んだこともあって、かなりの費用がかかりました。
「自分ですべて出来ればもっと安く行けたのに…」とも思いましたが、初めて訪れる国で万が一のことがあるかもと考えると、不安すぎました。
しかし最近は「スマ留」のような、格安で留学をサポートしてくれるサービスが出ているんですね。
スマ留 web動画|「玉城ティナ、スマ留ではじめての留学」篇
スマ留を使えば、場合によっては従来の半額ほどの料金で留学を実現できます。
半額というとかなり興味をそそられる反面、「半額は安すぎじゃない?」「サポートの質が悪いとか何か裏があるんじゃないか?」と疑ってしまいますよね。
僕もそう思って調べてみました。
スマ留では、出発前の各手続き代行から帰国後の住まい探しや転職サポートまで、他のエージェントと同じかそれ以上のサービスを受けることができます。
それにも関わらず費用がこんなにも安いのには、三つの理由があります。
・紹介料を一切とらない
・企業努力による固定費の削減
・授業時間は語学学校の「空き」を利用
従来のエージェントは授業料と称して、語学学校からの紹介料を上乗せして請求しているケースが多くあるのですが、スマ留はこの紹介料を一切とっていません。
これが、スマ留が他社に比べて格安な理由の一つです。
もう一つ、スマ留の最大の特徴となるのが、授業時間の「空き」を利用することによる費用の削減です。
どういうことかというと、語学学校の授業は主にモーニング, アフタヌーン, イブニングの三つの時間帯に分かれており、学校ごとに人気の時間帯が違います。
語学学校にとって、生徒数が少ない時間帯はどうしても収益性が下がってしまいますよね。
スマ留はそこに目をつけ、稼働率が低くなりがちな時間帯に積極的に生徒を割り当てることで、格安留学を実現しているのです。
基本的にモーニングやアフタヌーンは人気の時間帯なので、イブニングの比率が高くなることもあるようですが、学校によってそのバランスは異なります。
主にモーニングとアフタヌーンで構成されることもあれば、現地で希望の時間帯を伝えれば受け入れてもらえるケースもあるようです。
どうしてもこの時間帯がいいというのが決まっている方は、一度事前にカウンセラーに相談してみるのがよいでしょう。
7. ワーキングホリデーを利用して海外で働きながら学ぶ
僕は2度の留学で、このワーキングホリデー制度を使いました。
ワーキング・ホリデー (英語: Working Holiday)とは、2国間の協定に基づいて、青年(18歳〜30歳)が異なった文化(相手国)の中で休暇を楽しみながら、その間の滞在資金を補うために一定の就労をすることを認める査証及び出入国管理上の特別な制度である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ワーキングホリデー制度を使えば、その国でのフルタイムでの労働が許可されます。
働ける場所はスキルや語学力次第ですが、英語圏なら簡単な英語さえ話せれば日本食レストランなどで働いたり、調理のアルバイトなどすることができます。
英語のスキルが上達すれば、販売員や貿易関係のアルバイトなども可能です。
国によって時給は大きく変わりますが、オーストラリアなら時給2,000円, 休日の時給は4,000円というところも結構ありましたね。
物価は日本より少し高いくらいなので、節約して一年で100万円ほど貯金する猛者もいるみたいです。
僕は生粋の怠け者なので監獄のような格安物件を借りて、週一のアルバイトのみで生活していました。笑
ワーキングホリデー制度を使うことで、18歳~30歳までの方限定(オーストラリアは35歳まで延長)なので年齢の制約が出てきますが、向こうですぐに働く気力さえあれば出国前にお金をほとんど貯めなくても留学することができます。
もちろん働きながら、学校に通うこともできますよ。
留学先でお金がないのはむしろチャンスだと思う理由
ここまでは主に、海外留学前にできるお金の貯め方をご紹介しました。
でも、これらの方法を使ってもお金が貯められないズボラな人、もしくは治験やリゾートバイトなんてしたくない!という人もいることでしょう。
そういう人は留学を諦めるしかないのでしょうか?
いえ、そういう人は所持金10万円だけ握りしめて海外に飛び立って下さい。



これはワーキングホリデーで語学を学びたい, 学校に通いたいという人におすすめしたいのですが、貯められない人はいつまでたっても貯金できないので、いっそ少ない所持金で思いきって出国して下さい!
でもそんな少額だけ持って、海外の地に降り立つとどうなるのでしょうか?
やばい、さすがにこのままでは死んでしまう…
命の危機を感じます。笑
クレジットカードは持っていたので帰国しようと思えばできるのですが、せっかく夢の海外に来たからにはなんとか生き延びたいと思うものです。
なので見知らぬ国にたどり着いた瞬間、ろくに観光もせず英語の履歴書を作ってレストランに飛び込み営業しまくりましたね。何件も履歴書を配ってまわった結果、地元の日本人がいないお店で職にありつくことができました。
そしてこんな状況でも「日本人がたくさんいる日本食レストランでは死んでも働きたくない!」と生意気にも考えて動いていたので、結果的に入国してすぐ完全英語環境に身を置くことができました。このような環境で働けたことは、その後の英語の上達にもかなり役に立ったと思います。
ここで学んだのは「自分は追い詰められないと本当に何もしない」ということ。そしてこの性格は、英語を学ぶ上で「うまく活かせばチャンスにもなる」ということです。
こんな性格だから出発前に十分なお金を貯められなかったし、いま記事を読んでいるみなさんも、僕のように「夏休みの宿題はギリギリまでやらない派」の人が多いことでしょう。
ただ、自分のそういった性格を理解しているのならまだ救いがあります。
「やらなければいけない環境」を、意図的に作ればいいだけだからです。
この記事に書いた方法を実践できなくても全然構いません。
もっと怠けて、もっと自分を追い詰めましょう。
人は追い詰められればなりふりかまわず生き延びようとし、生き抜くために必死で語学も学ぼうとします。オーストラリアやカナダなら時給が高いので日本で働くよりも稼げますし、英語オンリーの環境で働くというのはかなりの英語力アップにも繋がるでしょう。
僕は結果的に、日本で頑張って貯金するより現地ですぐに仕事を見つけて働いた方が、お金も稼げたし生きた英語も学べたので、日本でなまけていたのは大正解だったといえます。笑
なので、お金が貯めれないからといってすぐに諦めることはありません。
留学ビザなら現地で働ける時間は制限されていますし、学校で勉強するために留学したいんだという人にこの考え方はおすすめできませんが、ワーホリビザなどを使って「とにかく海外で暮らしてみたい」「海外で英語を学びたいけど現地の語学学校に行くお金がない」といった人は、こういう考え方もあるんだなと頭の片隅にでも置いておいて参考にしてもらえれば幸いです。
まとめ:
まあ、もちろん出国前にまとまったお金を貯められるなら、そちらをおすすめしますよ笑
この方法は物価の高い国ではなかなかできませんし、ただでさえ生きていくのに苦労する海外生活に余計なストレスは無いほうがラクですからね。