最近、ひさびさに買い物をしました。
「Gank Drum(ガンクドラム)」という楽器なんですが、もうこれが最高に美しい音色の楽器で、1人でも多くの人に知ってもらいたいので、ここで紹介します🥺
「え、なにその楽器??聞いたことない。」
という人がほとんどだと思いますが、「ハンドパン」に近いような音色ですね。
「ハンドパン」は、このようにUFOのような形をしていて、最近じわじわ流行ってきている楽器です。
「ポ〜ン」という、ちょっぴり不思議な音色を奏でる楽器で、アンビエントやニューエイジ系の音楽が好きな人は、かなりハマる音だと思います。
「駅前で叩いている人を見たことある!」という方もいらっしゃることでしょう。
僕も数年前から、ハンドパンが欲しくて欲しくてたまらなかったのですが、ある日、「ガンクドラム 」の音色に一瞬で惚れしてしまい、すぐにこの楽器を購入することにしました。
もうハンドパンへの憧れが一瞬で吹き飛んでしまうほど、美しい音色だったんですよね・・・
今日は、まだほとんど世に知られていない奇跡の楽器「ガンクドラム」について、詳しく見ていくことにしましょう🙂
Gank Drumって何?
先ほど紹介した「ハンドパン」は、もともとスイス発祥の楽器ですが、「ガンクドラム」は日本の楽器で、「Gankoさん」という方が三重県で制作されています。
ガンクドラムには、大きく「Wing」と「Mini」の2種類があるのですが、音の方向性はどちらも似ています。
ちなみに「Mini」の音は、こんな感じ。
「Gank Mini」with Kenji Azuma
ハンドパンと比べると、かなり持続音が長く、ひとつひとつの響きを楽しめる楽器です
。
付属のマレットで叩くと「ポワワワ〜ン」という深い響きになりますが、手で叩いてもかなり心地よい金属の響きがします。
Gank Drumに興味を持ったきっかけ
僕がガンクドラムに興味を持ったきっかけは、1つの動画でした。
それがこちら。
「ガンクドラム」と インドの伝統楽器「ダルシマー」の共演
先ほどの動画にも出ていた「Kenji Azuma」さんと、割り箸ピアノ奏者として活躍する「Sami Elu」さんの、美しすぎるコラボレーション演奏です。
ちなみに自作割り箸ピアノ奏者「Sami Elu」さんも、なかなか面白い人なので、よかったら検索してみてくださいw
さて、この動画をコロナの自粛期間中にふと家で聴いたところ、「脳が揺れる」ような衝撃を受けたんですよね。
家でこの音を聴いていると、高揚感が高まり、脳みそがブルブル揺れながら6畳一間のせま苦しい空間を抜け出して、遥か遠くの宇宙に飛んでいってしまったような感覚になりました。
いや、僕はドラッグ中毒者じゃありませんよ?笑
ほんとうにその体験が衝撃的すぎたので、すぐに「欲しい〜🥺🥺🥺」となってしまったのです。
そして、このガンクドラムを試奏できるお店があると聞いたので、さっそくその楽器屋に行ってみることにしたのです。
Gank Drumが試奏できるお店
たまたま、動画で演奏されている「Kenji Azuma」さんと共通の知り合いがいたため、Kenjiさんに連絡させてもらったところ、新宿の楽器屋にサンプルが置いてあるということがわかりました。
「山野楽器ロックイン新宿 ギター&ドラム館 2F ドラムフロア」という楽器屋です。
ここでは「Wing」と「Mini」の両方を試奏することができます。
残念ながら東京あたりに住んでいる人じゃないと、試奏するのは難しいですが、上で紹介している動画に感動したなら、試奏せずに購入を決めても良いと思います。
僕も実際にこの楽器屋に行って試してみましたが、予想通りの美しい音色だったので、すぐに購入することにしました。
Gank Drumはどうやって選べばいいの?
さて、購入するといっても、実はガンクドラムには数種類の「モデル」と「音階」があります。
モデルは以下の通りで、それぞれ音が微妙に違います。
・Gank Wing 研磨仕上げ
・Gank Wing 陶器風
・Gank2 Mini
これは、GankoさんのYouTubeページにたくさん動画が上がっているので、それらを比較して自分の気に入ったものを選びましょう。
動画でも、意外と音の違いはわかるものですよ🙂
じっくりと聴き比べてみてください。
さて、音階選びは、もう少し大変です。
僕は「Gank Wing 研磨仕上げ」を購入するところまでは決めていましたが、正直なところ、
「音階選びなんてよくわからないよ・・・」
といった感じでした😭
ただ、ガンクドラムの公式ページには音階ごとの演奏動画も載っているので、これらを聴き比べて好みの音階を選ぶことができるようになっています。
これらを何回も聴きまくって吟味し、自分が「これだ!」と感じた音階を選びましょう。
ちなみに僕は「霞(かすみ)」を選びました。
一応、細かい周波数指定(441Hz, 442Hzなど)もできるようですが、ほとんどの人は気にする必要はないと思います。
これは、僕も指定せずに注文しました。
注文を受けてから制作が始まり、だいたい数ヶ月で完成という流れですね。
ハンドパンを超える奇跡の楽器「Gank Drum」をついに購入! | まとめ
ここまで値段の話をしていなかったですが、ケースなどのオプションを付けなければ、価格は9万円ほどです。
「高っ!!!」
と感じる人もいるかもしれませんが、最初に紹介した「ハンドパン」が20〜30万円ほどすることを考えると、特別高い値段ではないことが分かるでしょう。
そして手作りならではの、ガンクドラムの特別な存在感は、他のどの楽器にも替えがたいです。
めちゃくちゃおすすめします。
気になった人は、ぜひ一度試奏しに行くか、ホームページに足を運んでみてください。
Gank Drumという美しい楽器が、世に広まる一助になれば嬉しいです😌