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アフロハウス好きは全員「KEINEMUSIK」のサンプルパックを購入すべし

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Issey
作曲家、音響エンジニア
23歳で音楽制作を始め、「Ohme」「Issey Kakuuchi」名義で国内外のレーベルからリリースを行なっている。 クラブやライブイベントの音響エンジニアとしてキャリアをスタートさせ、現在は映画の作曲、MA、アーティスト活動に加えて、音楽アプリ、オウンドメディア、医療クリニックへの楽曲提供など、様々な分野で活動している。

著書: AI時代の作曲術 - AIは音楽制作の現場をどう変えるか?

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こんにちは、スタジオ翁のIssey(@studiookina)です。

今回は、僕がかなりお世話になっているサンプルパックについて紹介させて下さい。

「KEINEMUSIK」というレーベルは、アフロハウス好きなら知ってる人も多いかと思いますが、実は彼らは音楽だけでなくアーティストの強い味方である「サンプルパック」も販売しています

このサンプルパックはめちゃくちゃ優秀なんですが、その割にあまり知られていないので、ここでその「魅力」と少しややこしい「購入方法」について解説していきたいと思います😃

KEINEMUSIKとは?

数年前からハウス・テクノ界隈を賑わせているドイツのレーベルKEINEMUSIKは、&ME, RAMPA, Adam Portなどのメンバーから構成されていて、アフロハウスやメロディックハウスを主体とするリリースでクラブヒットを連発しています

ハウスミュージック界の新星じゃな。

レーベルだけでなく、この3人は「Keinemusik」というアーティスト名義でも、いくつかの楽曲をリリースしていますね。

 

サンプルパックを紹介する前に、少しだけKEINEMUSIKのリリースを紹介させて下さい。

Avalon – &ME

まずは&MEの「Avalon」という曲から。

&ME独特のグルーブあふれるビートに、パワフルなダラブッカの音が最高にマッチしています

こういう生音系の曲が急に入ってくると、フロアは「おっ」となりますよね。

Muye – Keinemusik

あとはミニマルでメロディックなこちらの名曲も。

とにかくメロディが美しいですね・・・

こんなメロウな曲も作れちゃんだねー。

Deep Musique(Rampa Remix) – Pastaboys Feat. Osunlade

Rampaも個人的に大好きで、この曲はパーカッションが秀逸です。

野太いシンセリードと複雑に絡み合うパーカッションが絶妙な雰囲気を出していますね。

彼らは日本にもよく来日していますが、東京だと表参道の「VENT」というクラブがほとんどです

 

KEINEMUSIKは名曲揃いなので、話し出すと止まらなくなってしまうのですが、他にも名曲はたくさんあるのでYouTubeBeatportで検索してみてください。

いったんKEINEMUSIKのリリースの話は置いておいて、そろそろサンパルパックの紹介に移りましょう。

なぜ他のサンプルパックよりも優れているのか?

KEINEMUSIKからリリースされている曲は、パーカッションなどの生音が含まれるものが多くあります。

このパーカッションの録音クオリティの高さが曲をより素晴らしいものに仕上げているのですが、これらの録音の多くは自分たちで行っているのではないかと思います。

例えば先程ご紹介したAvalonという曲のダラブッカパートは、実は自分達で録音しているんですね。

こちらがAvalonのメイキング動画です。

Facebookに登録してない人は見れないかも・・・

https://www.facebook.com/keinemusik/videos/rampa-x-me-live-from-the-studio/10153812211819601/

 

これらの素晴らしいマイクやプリアンプ, オーディオインターフェースなどを使って録音することによって、KEINEMUSIKの楽曲が出来上がっているのです。

サンプルパックはアーティストではなくサウンドクリエイターが制作していることが多いですが、ヒットを連発しているアーティスト自身がサンプルパックを出しているとなると信頼度が全く違ってきますね

実際に使っていても音がとても良く、制作に使えるキックやパーカッション, シンセなどがたくさん入っています。

 

キックは特にクラブミュージックでとても重要なパートですが、サンプルパックのキックというのは基本、そのまま使ってもショボいものが多いです。

なのでダンスミュージックプロデューサーの多くはいくつかのサンプルを組み合わせて自分好みのキックを作ることが多いのですが、このサンプルパックに含まれているキックはそのままでも十分に使えるほどクオリティが高く種類も豊富にあります

KEINEMUSIKのサンプルパックにはどんな音源が入っているのか?

2020年現在で、第一弾のDavid Mayer、第二弾のRAMPAのサンプルパックが販売されています。

David Mayer

David MayerのDJはこんな感じ。

 

サンプルパックはこのようなの中身になっていますね。

基本的なドラムからパーカッションやシンセのループ素材, FXやノイズなんかも入っています。

アフロハウスとか作りたい方には、最高におすすめです。

RAMPA

続いてRAMPAです。

 

こちらのRAMPAのサンプルパックはシンセなんかの面白い音も入っていますが、主にパーカッションがメインです。

600ファイル以上も入っていて、とてもボリュームがあります。

RAMPAの楽曲が好きな方はぜひ購入すべし!

唯一のデメリットはその購入しづらさ

KEINEMUSIKが出しているこの上質なサンプルパックは、実はあまり多くの人に知られていないように感じます。

その理由はBeatportや主要なサンプルパックを販売しているサイトからは販売されておらず、彼ら自身のホームページのみで販売しているからでしょう

 

そしてまた、ホームページがチープでとても見にくいんです笑

見にくいKEINEMUSIKのホームページで販売していて、かつ慣れない英語での購入となると手が出しづらいのはわかります。

KEINEMUSIKのサンプルパックを購入する方法

ここからは簡単にKEINEMUSIKのサンプルパックを購入する方法をご紹介しましょう。

実はそんなに難しくないです。

 

まずはKEINEMUSKのホームページにアクセスしましょう。

参考: KEINEMUSIK – 公式ページ

右上にSHOPというボタンがあるのでクリック!

ページの真ん中がスクロールできるようになっていますので、サンプルパックを探してみましょう。

なんと安っぽいホームページなんじゃ。

 

こちらのアートワークが第一弾のDavid Mayer。

 

こちらが第二弾のRAMPAのサンプルパックです。

 

サンプルパックを見つけたらクリックして「ADD TO CART」を選びましょう。

 

画面左の「CHECKOUT」を押して次に進みます。

CARTに入ったら「PROCEED TO CHECKOUT」で完了。

 

あとは英語ですが、連絡先などの簡単な入力のみです。

サクッとPaypalで支払いを済ませちゃいましょう。

https://studio-okina.com/paypal/

まとめ

良いハウスのサンプル集が見つからないという方は、ぜひKEINEMUSIKのサンプルパックを使ってみて下さい。

僕はいくつものサンプルパックを購入してきましたが、ドラム帯はほぼ100パーセントこのサンプルパックから作っています。

もう本当におすすめです!

 

中途半端な無料のサンプルなんか使っている人も、ちょっとお金をだしてこのサンプルを購入するだけで楽曲のクオリティが何倍にもなりますよ\(^o^)/

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この記事の著者

Isseyのアバター Issey 作曲家、音響エンジニア

23歳で音楽制作を始め、「Ohme」「Issey Kakuuchi」名義で国内外のレーベルからリリースを行なっている。 クラブやライブイベントの音響エンジニアとしてキャリアをスタートさせ、現在は映画の作曲、MA、アーティスト活動に加えて、音楽アプリ、オウンドメディア、医療クリニックへの楽曲提供など、様々な分野で活動している。

著書: AI時代の作曲術 - AIは音楽制作の現場をどう変えるか?