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【解説】UADって何? – 5年以上UADを愛用する僕がおすすめプラグインと共に解説していく

今日は「UADプラグイン」についてご紹介しましょう。

UADプラグイン – Universal Audio

UADは有名アーティストの愛用者も多く、グラミー賞受賞エンジニアも使っているくらい高品質でプロ仕様のプラグインエフェクトとして有名です。

なぜこれほどUADが愛されているのか、どんなメリットがありどんな人に向いているのかなど、普段からUADプラグインを愛用している僕なりにいろいろと探っていきたいと思います。



UADって何?どんなことができるの?

UADプラグイン = DSPベースで動作する、アナログ機材の定番やプロが好む名機を再現したプラグイン

「DSP」とは、UADプラグインを動作させるための内蔵プロセッサーです

UADプラグインはすべてDSPベースで動作するため、どれだけ使用してもパソコンのCPUに一切影響しません。

なので、CPUが低いパソコンで大量のUADプラグインを使っても、それによってパソコンの動きが遅くなったりフリーズしたりしないというところは、DSPの大きなメリットですね。

ちなみにUADプラグインを使うには、DSPが内蔵された機材を購入する必要があります。

こんなの↓
UNIVERSAL AUDIO ( ユニバーサルオーディオ ) / APOLLO TWIN MKII DUO オーディオインターフェイス

APOLLO TWIN MKII DUO – Universal Audio

なのでUADは決して初心者向けの機材ではありませんが、最初に言ったように多くの有名アーティストやエンジニアが使用しているので、本気で音楽制作に取り組みたいという人にとっては、かなり信頼できるパートナーになるでしょう。

参考記事: 【2020年版】UADが使えるオーディオインターフェースを全部まとめてみた【どれがおすすめ?】- スタジオ翁

 

ここで、DSPについて簡単にまとめてみます。

1. UADプラグインはDSPパワーのみを消費する(CPUを消費しない)

2. DSP容量は機材によって異なる

3. DSP容量以上のプラグインを使用することはできない

4. DSP容量は増やせる

1のパソコンのCPUに影響を与えないというのは、先程お話したとおりです。

2はDSP専用の機材からオーディオインターフェイス一体型までいろんなものがあり、その中でもDSPの容量ごとに値段が違います。詳しくは後述します。

3は結構重要でして、プラグインごとに使用するDSP容量は全く異なります

DSP容量を超えない限りいくつでもプラグインを挿すことができますが、中にはとんでもなくDSPを消費してしまうプラグインもあり、DSP容量の少ないものを買ってしまうとプラグインを一つ挿して終わりということもあり得ます。

あとから機材を追加購入することでDSPは増やせますが、初めからDSP容量が大きめのものを買っておいたほうがお得でしょう。

UADプラグインはビンテージのアナログ機材を再現する

UADはオリジナルのハードウェアを忠実に再現していて、その再現度や音質の良さなどから多くのアーティストが愛用しています。

ビンテージ機材やスタジオの定番機材を再現しているプラグインというのはたくさん出回っていますが、UADはその中でも最高峰だと感じていますし実際そのような評価も多いですね。

そのクオリティの高さゆえ、一つ一つのプラグインの値段が高かったりDSPを購入しないといけないといったデメリットもあるのですが…

でもいい音にするためには、やっぱり投資が必要だと思うんですよね。

音を良くするプラグインというのは最近増えてきていますが、やっぱりプロの曲はスタジオのアナログ機材を使って作られていることが多いです。

いい音というのは、そういったスタジオにある名機ありきだということを「watanabemitsutoshi.com」さんが書かれていますが、とても共感できる記事でしたのでみなさんにご紹介しておきましょう。

ほとんどの人が宅録環境でプロ並みの音源にできない理由とUAD-2

 

最近はシンセ一つ買うときでも、クローンではなく本物のアナログ機材を買うようにしています。

やっぱり本物は音が違いますよ。

ただ、スタジオに入っている名機を個人で買い集めようとすると家が買えてしまうので、ソフトウェアの中でも出来る限りリアルに再現されている「UAD」を使うべきだと思います。

おすすめのUADプラグイン5選

ここで、おすすめのUADプラグインを5つご紹介します。

素晴らしいプラグインはもっとたくさんあるのですが、ここでは紹介しきれないのでまた別の機会にということで。

それではみていきましょう。

Neve 1073 – マイクプリ

NEVE® 1073 PREAMP & EQ COLLECTION

Neve 1073は、UADの中でも一番人気のプラグインではないでしょうか。

ボーカルなどに通すことで、リッチなサウンドに仕上げることができる魔法のプラグインです。

DSPの消費量が半端じゃないのが少し扱いづらい部分ではあります。

EMT140/250 – プレートリバーブ

EMT® 140 CLASSIC PLATE REVERBERATOR

EMT® 250 CLASSIC ELECTRONIC REVERB

EMT140/250といったプレートリバーブを再現したものですが、一台数百キロの重さがあるのでいくら本物が欲しいと言ったところで現実的ではありませんよねw

「Soundtoys」からもEMT140のプラグインが出ていますが、個人的にはUADの方が音が好みで細かい設定が出来るので重宝しています。

Soundtoys 「Little Plate」の特徴と使い方を解説!! UADプラグイン「EMT140」との違いは?

EMT250は、非常に密度の濃い残響音が得られることで有名です。

LA-2A – コンプレッサー/リミッター

TELETRONIX® LA-2A CLASSIC LEVELER COLLECTION

LA-2Aは、スタジオの大定番コンプレッサーですね。

アタックが遅いので基本的にはボーカルなどに適していますが、UADでは3種類の異なる特性を持ったLA-2Aコンプを使用できるので、僕はドラムなどにも使用しています。

パッツンパッツンのロックサウンドがあまり好きではないので、LA-2Aの自然なかかり具合がちょうどいいんですよね。

ドラムに使うなら、グレーのLA-2Aがおすすめですよ

ATR-102 – テープサチュレーション

AMPEX® ATR-102 MASTERING TAPE RECORDER

中古は金額も高く扱いづらそうなので、本物を購入するのは難しいでしょうね。

テープによって得られる独特の雰囲気とサチュレーションによって、曲に適度なアナログ感を与えてくれます。

プラグインでも十分そのテープの恩恵を受けることができるので、UADの中でもかなり金額は高めですが個人的にイチオシのプラグインです。

Galaxy Tape Echo – テープエコー

GALAXY TAPE ECHO

「RE-201 SPACE ECHO」という、本当にファンの多いエコーをモデリングしたプラグインです。

これに関しては実機を購入することもできますが、テープの処理などが大変そうなのでプラグインで済ませています。

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UADプラグインを使用している有名アーティストは?

UADを使っているアーティストを上げればキリがありませんが、サッと調べるだけでもこれくらい出てきます。

・Daft Punk

・Beyonce

・Calvin Harris

・Ed Sheeran

・Diplo

・Deadmau5

・Olafur Arnalds

・Eric Prydz

・Recondite

・Hot Since 82

・Christian Loffler

UADが、いかに多くの有名なアーティストに愛用されているのかが分かりますね。

こちらのDaft Punkのエンジニアによるインタビュー記事も、UADプラグインの素晴らしさがよく伝わってきますよ。

Universal Audio : Mick Guzauski が語る、Daft Punk “Random Access Memories” におけるミックス秘話

UADプラグインが使えるオーディオインターフェイスは?

数年前にDSP内蔵のオーディオンターフェイス「Apollo Twin」が登場したことによって、一気にUADプラグインも広まったように感じますね。

【UAD歴5年】「Apollo Twin MKⅡ」は10万円で買える最強のオーディオインターフェースか。ライバル機「Babyface Pro」と実際に比較してみた – スタジオ翁

もともとFireWireでつなぐDSPの単体か、何十万円もするプロ用オーディオンターフェイスが主流でしたが、10万円以内で買えるDSP内蔵の「Apollo Twin」が出たことはDTM中級者〜上級者にとってかなり大きなニュースだったのではないでしょうか。

上記の記事で紹介していますが、DSP内蔵でUADが使える上に音質も数万円のものと比べると格段に良いので、そろそろレベルアップのためにオーディオンターフェイスを買い換えようかなと考えている人にとってはかなり良い選択肢になるでしょう。

買うならいつ?UADプラグインのセールについて

UADは不定期にセールをしていますが、ブラックフライデーや年末の時期は最大60%の割引率になるプラグインもあるので、買うなら11月〜12月のタイミングがおすすめです。

定価で買うと財布にかなりのダメージを与えてしまうため、よっぽど今すぐ必要だという状況でなければセールの時期を狙いましょう。

UADは、DSP内蔵の機材や「Apollo Twin」などのインターフェースを購入すると全てのプラグインが2週間試せるようになるので、セール期間以外でじっくり使い込んで欲しいものを絞っておくことが大切です。

【解説】UADって何? – 5年以上UADを愛用する僕がおすすめプラグインと共に解説していく

いかがでしたでしょう。

UADは、自分の曲をさらに高みに持っていきたい中級者〜上級者におすすめのプラグインです。

はじめは少し手を出しづらいかもしれませんが、フリープラグインや性能が分からないようなものを大量に買って消耗するくらいなら、UADで揃える方が間違いありませんよ。

DTMに本気になりたい方は、ぜひこのUADの感動を体験してみてください。

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