YouTubeからサンプルリングするための最も簡単な方法

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Issey
作曲家、音響エンジニア
23歳で音楽制作を始め、「Ohme」「Issey Kakuuchi」名義で国内外のレーベルからリリースを行なっている。 クラブやライブイベントの音響エンジニアとしてキャリアをスタートさせ、現在は映画の作曲、MA、アーティスト活動に加えて、音楽アプリ、オウンドメディア、医療クリニックへの楽曲提供など、様々な分野で活動している。

著書: AI時代の作曲術 - AIは音楽制作の現場をどう変えるか?

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YouTubeを見ているとき、「この曲をサンプリングしたい」「この曲の一部を自分の音楽に使いたい」と思ったことはありませんか?

そんなとき、最も手軽にYouTubeをサンプリングできるのが、Chrome拡張機能を使う方法です。

Chromeでオーディオをキャプチャするためのアプリは数多く公開されていますが、中でも使いやすいのが「Sample」という拡張機能です。

Sample – Chrome ウェブストア

僕も、これまで何度かYouTubeからサンプリングしていますが、毎回わざわざURLをコピーしてダウンロードしていたので、これを知った時は「なんて便利なんだ!」と、すぐに使い始めました。

この拡張機能を使えば、録音ボタンを押すだけで、瞬時にYouTubeで再生されている音をサンプリングできます。ワンクリックでダウンロードでき、そのまま自分のDAWに取り込むことが可能です。UIも洗練されており、見た目がかっこよく使いやすいのが魅力。フォーマットやサンプルレートの選択といった細かな設定にも対応しており、しかも無料で利用できるという点が素晴らしいですね。

短いパーツをサンプリングする場合は「Sample」を使うのが最も簡単でしょう。ただし、一曲まるごとサンプリングしたい場合は、専用YouTubeダウンロードツールなどを使用することをおすすめします。

サンプリングは、ソースによっては著作権が関わることもあるため、利用は慎重に行う必要があります。僕の場合、アヤワスカの儀式で使われる「イカロ」という歌をYouTubeからサンプリングしてリリースしたところ、Spotifyで80万回再生され、かなりの評判を得ることができました。

著作権の切れた古い楽曲などを適切にサンプリングすれば、大ヒット曲を作れる可能性もあります。

ぜひサンプリングを上手く活用して、素敵な音楽作りにチャレンジしてみてください。

Sample – Chrome ウェブストア

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この記事の著者

Isseyのアバター Issey 作曲家、音響エンジニア

23歳で音楽制作を始め、「Ohme」「Issey Kakuuchi」名義で国内外のレーベルからリリースを行なっている。 クラブやライブイベントの音響エンジニアとしてキャリアをスタートさせ、現在は映画の作曲、MA、アーティスト活動に加えて、音楽アプリ、オウンドメディア、医療クリニックへの楽曲提供など、様々な分野で活動している。

著書: AI時代の作曲術 - AIは音楽制作の現場をどう変えるか?