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【レビュー】ベース音源はこれだけでOK。Moog「Minitaur」アナログシンセでぶっとい音を奏でよう

今日は、普段からベース音源として愛用しているMoog「Minitaur」をご紹介しましょう。

MOOG ( モーグ ) / MINITAUR – サウンドハウス

以前、思うような太くて存在感のあるベースをどうやったらソフトシンセで出せるのか、いろんなシンセを買ったりエフェクトを挿したりして実験していた時期があります。

結局、解決策となったのはアナログベースシンセであるMoog「Minitaur」を買うということでした。

Minitaurを使えば無駄に音が太くなるエフェクターなど挟まなくても、それだけで存在感あるれるベースサウンドを作ることができます。

ベースは曲作りでもとても大切で、特に低音が重要なダンスミュージックなどでは制作の要になります

ソフトシンセであれこれ試行錯誤するのも良いのですが、信頼できるアナログシンセを一つ持っておくと制作で行き詰まることが少なくなりますよ。

そんなMoogの素晴らしいシンセ「Minitaur」の魅力を、今からたっぷりとお伝えしていきましょう。

Moog「Minitaur」やっと出会えた最高のアナログベースシンセ

 

「ロバート・モーグ」が生み出したシンセである「Moog」は、音楽にあまり詳しくない人でも知っているくらい伝説的なシンセサイザーですね。

映画にもなっているので、まだ知らないという人はぜひ観てみて下さい。

I Dream of Wires – Vimeo

以前からいろんなアーティストがMoogを使っているのを見ていたので気になっていましたが、良いものは10万円以上もするのでなかなか手が出せずにいました。

ところがベースサウンドを作るためにソフトシンセで奮闘していたある日、知り合いのプロデューサーから「自分はベースサウンドのほとんどをMoogで作っている」ということを聞きました。

「そんなに良いものなら試してみよう」だめならすぐ売ればいいということで、Moogの中でも一番手頃な価格のMinitaurを購入してみることにしたのです。

 

結果は、「買って大正解」でした。

Minitaurは2オシレーターのとてもシンプルなアナログシンセでありながら、今までソフトシンセでどうしても出すことができなかった、図太い存在感あるベースを一瞬で出すことができたのです。

ここで勘違いしてもらいたくないのが、ソフトシンセは音が悪くアナログシンセに劣っているということではありません。

最近のソフトシンセは良いものがたくさんありますし、プロのアーティストでもソフトシンセのベースを多用している人はたくさんいます。

ただ、僕の場合は「Minitaur」というアナログシンセを使うことが、自分の欲しいサウンドを得るのに一番の近道だったということです。

たまたま相性が良かったのかもしれません。

もし今使っているソフトシンセで自分の求めるサウンドを出せないという人は、もしかするとアナログシンセがその解決策になるかもしれませんよ。

MOOG ( モーグ ) / MINITAUR – サウンドハウス

Moog「Minitaur」はベース専用?そのメリットとデメリットとは

Minitaurは、Moogから「アナログ・ベース・シンセサイザー」として販売されています。

小さくコンパクトなボディにMoogの優れた機能を詰め込むため、あらゆるサウンドを求めることを犠牲にしてベースサウンド一点集中という戦略をとっています。

そういった要因もあって、あの伝説的シンセである「Moog」がここまで安く購入できるというわけなんですね。

 

Minitaurがベース用シンセであることの一番のメリットは、サウンドを選ぶ際に迷いがなくなるということです。

シンセサイザーをたくさん持っていると、ベース一つとってもどのシンセを使おうかなと毎回迷ってしまいますが、「ベースサウンドならMinitaur!」と決めてしまうことで制作時の迷いが一つなくなるんですね。

さらにMinitaurはMoogブランドなので信頼のおけるサウンドだというのはもちろんのこと、毎回同じシンセを使うことでその機材の使い方も熟知できるのでサウンドメイキングの腕も上がります。

ベース音に特徴があるEDMやダブステップとなるとMinitaurでは表現できないようなベースが必要になることもあるかもしれませんが、テクノやハウスならMinitaurのベースサウンドがマッチして毎回使用しても違和感なく使える場合もあります。

ジャンルによりけりという部分もありますが、僕は「ベースサウンドはMinitaur!」と決めてしまうことで制作時の迷いや心配事が一つ減りましたので、この考え方は結構おすすめですよ。

 

一方デメリットとしては、やはり幅広いサウンドメイキングが出来ないということでしょう。

ベースサウンドに特化しているため音の幅は制限されており、サイズが小さい分サウンドメイキングに必要なパラメーターも最低限しか備わっていません。

なのでベースも作りたいけどリードサウンドやその他幅広い音作りが楽しみたいという人は、Moogの中でももう少し高価なものを購入するほうが良いかもしれませんね。

とはいえ、高域がまったく出ないかといえばそうではありません

この動画を観れば分かりますが、ベース用シンセにしては結構な高音まで出ていることが確認できます。

 

基本的にはベース用モジュールとして作られているので、耳に刺さるような超高域の部分までは出ず複雑なサウンドを作ることには向いていないかもしれませんが、以外にもMinitaurでも十分シンセリードとして楽曲のメインパートを任せられるくらいの音は出せるということが分かるでしょう。

Moog「Minitaur」はPC上でパラメーターを操れるソフトシンセとアナログシンセのハイブリッド

実はMinitaurはアナログシンセといいながら、ソフトシンセの要素も兼ね備えています。

Minitaur専用のソフトを使うことで、アナログシンセのパラメーターをPC上でコントロールすることができるんです。

さらにプリセットもPC上で呼び出してMinitaurに適用させることができ、気に入った設定は保存しておけるので毎回ツマミをいじって調整する必要がありません。

完全なアナログシンセだとPCとの連携が出来ないので、毎回気に入ったツマミの設定を写真にとっておくか覚えておかないといけないのでかなり面倒なんですよね。

Minitaurはプリセットを保存したりPC上でツマミを操作したり、保存したプリセットをPCから呼び出したりといったことができるアナログシンセの良さとソフトウェアの良さを兼ね備えた最高にしびれるシンセサイザーなんです。

MOOG ( モーグ ) / MINITAUR – サウンドハウス

Moog「Minitaur」はキーボードと合わせないと音が出ないの?

気になっている方がいるかもしれませんが、Minitaurにはキーボードが付いていません。

「キーボードを買わないと音がでないの?」と思ってしまうかもしれませんが、必ずしもキーボードを購入する必要はないんですね。

Minitaurで音を出す方法は、3つあります。

1. USBでPCと接続し、DAWなどでMIDI情報を送る

2. MIDIキーボードを利用してMIDI情報を送る

3. CVが送れる機材を使って音を出すための情報を送る

USB接続ができるので、PCと接続すればDAWやMIDIキーボードからMIDI情報を送って音を出すことができます。

またCVという規格の信号を送る機材を持っているなら、MinitaurはこのCV信号を受信して音を出すことこともできます。

MIDIキーボードが気になる方は、こちらの記事も参考にしてみて下さい。

【2020年版】DTMにおすすめMIDIキーボード7選。それぞれの特徴や使い方を徹底解説 – スタジオ翁

僕は「KOMPLETE KONTROL S49 MK2」という少し高価なものを使っていますが、最初は数千円の安価なもので十分だと思います。

 

「KOMPLETE KONTROL S49 MK2」が気になる方は、こちらの記事が参考になるでしょう。

【レビュー】「Komplete Kontrol Sシリーズ」は音楽理論を不要にする最強のMIDIキーボードだった – スタジオ翁

僕は音楽理論が得意ではないので、このMIDIキーボードを購入しました。

ベース音源はこれだけでOK。Moog「Minitaur」アナログシンセでぶっとい音を奏でよう | まとめ

いかがでしたでしょう。

Minitaurはコンパクトで持ち運びしやすいので、ライブなどで使っているアーティストもよく見かけます。

クラブ環境なんかでコイツを鳴らすと、この小さいフォルムからは想像もできないような図太いサウンドが出てくるのでビックリしますよw

「信頼できるアナログベースサウンドを探していた」という方の参考に少しでもなれば嬉しいです。

MOOG ( モーグ ) / MINITAUR – サウンドハウス

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