プラグイン

【2020年版】Plugin Allianceの個人的なおすすめプラグイン8選

「Plugin Alliance」といえば以前から知名度はありましたが、最近も新しい製品がどんどん追加されていて、さらには月25ドル程度で全110種類以上のプラグインが使い放題という太っ腹なサービスも展開されていたりと、サービスとしての勢いを増してきています。

「Transient Designer」や「Shadow Hills Mastering Comp」といったUADでしか取り扱われていなかったプラグインも、Plugin Allianceで購入できるようになってきているので、個人的にもますます注目しているのですが・・・

今回は、そんなPlugin Allianceのプラグインで「これは使える!」と感じた8個のおすすめ製品を紹介したいと思います。

イコライザー系, マスタリング系など合計4つのジャンルに分けて紹介しているので、気になったところからご覧ください。

それでは順にみていきましょー!

ダイナミクス系

まずは、マスタリングにもつかえるダイナミクス系プラグインを3つ紹介します。

Shadow Hills Mastering Compressor Class A

「Shadow Hills Mastering Compressor」は名前のとおりマスタリング用のコンプレッサーで、プラグイン内でコンプの2段がけができる便利なツールです。

骨太なサウンドになるので、ロックやダンスミュージックなどに使うとよいでしょう。

ほんの1dBのゲインリダクションでもまとまりや重厚感を与えてくれるので、ミックスに独自のキャラクターを付け加えたいという時にもおすすめです。

Plugin Allianceにはもう一つ、「elysia alpha compressor」という名作コンプがあるのですが、個人的にデザインがダサいという理由で使っていません。笑

elysiaも実機をモデリングした評判の良いマスタリングコンプなので、気になる人はデモをダウンロードして試してみて下さい。

Shadow Hills Mastering Compressor Class A

Opticom XLA-3

こちらもコンプレッサーなのですが、ドラムバスにかけるといい感じにファットなサウンドにしてくれます。

マスターバスにかけるとちょっとゴリゴリ過ぎて、全体のバランスやイメージを大きく崩してしまうことがあるので、個人的にはドラムのまとまりを出してグッと前に押し出すために使うことが多いですね。

かなり強烈にかかりますが、うまく扱えばとても便利なプラグインですよ。

Opticom XLA-3

SPL Transient Designer Plus

これはコンプレッサーではなく「トランジェントデザイナー」といって、音のアタックとリリースをパラメーターひとつで簡単に整えられるプラグインです。

UADバージョンもありますが専用の機器やオーディオインターフェースが必要なので、UADユーザーでなくても使えるというのは便利ですね。

もう一つトランジェントを整える「elysia nvelope」というプラグインもPlugin Allianceからリリースされていますが、こちらは知名度がそれほどないもののアタック・リリースを帯域を選んでコントロールできる有益なプラグインです。

SPL Transient Designer Plus

イコライザー系

次にイコライザーを2つ紹介しましょう。

これらも主に、マスタリング用途で使えるプラグインです。

Maag Audio EQ4

「Maag」は、「AIR BAND」と呼ばれる超高域にエアー感を与えるイコライザーとして有名です。

高域は2.5kHzから40kHzまで帯域を選べるシェルフタイプのEQで、楽曲に自然なきらびやかさを加えてくれます。

それ以外にも5つの帯域にEQをかけることができますが、それぞれの周波数は固定になっているので、細かい調整をするというよりは大雑把に全体のバランスを整えるといった使い方になるでしょう。

Maag Audio EQ4

Dangerous Music BAX EQ

「Dangerous」のハードウェア版は、レコーディングスタジオでも目にするような有名なイコライザーですね。

低域と高域のEQが2つだけ付いているという非常にシンプルなプラグインですが、楽曲に音楽的な響きを与えてくれると定評があります。

Dangerous Music BAX EQ

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チャンネルストリップ系

チャンネルストリップ系は「SSL」が定番ですが、ここでは2019年に新たにリリースされた「Brainworx bx_console Focusrite SC」を取り上げます。

Brainworx bx_console Focusrite SC

「Focusrite」のコンソールというのは、その昔、最高の音を作るために採算度外視で作られていたと言われ、今となっては世界に数台しか残っていない貴重な機材だそうです。

もちろん僕は実機を触ったことがないので、このプラグインがどれほど本物と似ているのかは分かりません。

ただ、発売時の評判の良さに加えて、Focusriteコンソールの72チャンネル分の特徴を再現(TMT)するというマニアック過ぎる機能を備えたこのプラグインは、Plugin Allianceのサブスクリプションに登録するなら一度は試してみる価値があると思います。

Brainworx bx_console Focusrite SC

マスタリング系

Plugin Allianceはマスタリング系がかなり充実していて、ここまでにも主にマスタリング用途で使えるEQやコンプレッサーを紹介してきました。

さらにミックスやマスタリングといった制作の終盤で使えるのが、こちらの2つのプラグインです。

ADPTR AUDIO Metric AB

以前Sample Magicから「Magic AB」という似たようなプラグインが販売されていましたが、こちらの「Metric AB」も、制作している曲とリファレンス曲を比較するための便利なツールです。

正直この「Metric AB」は、その存在は知っていたものの今までスルーしていたのですが、実際に使ってみるとリファレンスとの周波数特性や音圧, ステレオ感などを簡単に比較できるのでめちゃくちゃ便利です。

大げさではなく、曲を作っている人は全員これを使って最終調整をするべきでしょう。

今回紹介したプラグインの中でも一番のおすすめかもしれません。

プロのエンジニアであっても、やはりリファレンスを使ってミックスやマスタリングをしているようなので、スタジオのようなきっちり調整された環境が家にない人はなおさら、こういったツールを使っていくべきだと思います。

ADPTR AUDIO Metric AB

Brainworx bx_digital V3

マスタリング段階の細かいEQ処理やM/S処理などで重宝するのが、この「Brainworx bx_digital V3」です。

マスタリングはプロのエンジニアにしてもらうべきだと思いますが、個人でもある程度のモニター環境が整っている人なら、こういったプロユースのプラグインを使って最終調整するのもアリでしょう。

色付けという意味ではそれほど特徴的なサウンドではないかもしれませんが、不要な帯域を取り除いたりバランスを整えることに長けているプラグインです。

Brainworx bx_digital V3

【2020年版】Plugin Allianceの個人的なおすすめプラグイン8選 | まとめ

以上が、僕のおすすめする8つのプラグインでした。

これ以外にもたくさんの素晴らしいプラグインがあるのですが、ぶっちゃけミックス・マスタリング系以外のプラグインなら、「Plugin Alliance以外でも良いかな…」と思っています・・・笑

しかし「Opticom XLA-3」などのバスコンプ系プラグインや、最後に紹介した「Metric AB」「bx_digital V3」といったミキシング・マスタリング関連のプラグインは、他のメーカーのものではなかなか代用できない唯一無二の存在なので、このようなプラグインを求めているという人には「Plugin Alliance」はおすすめできます。

基本的に名作ビンテージ機材を再現しているプラグインが多いので、そういった数多くのエンジニアが愛用してきた名機のサウンドを手に入れたいという人にも、ぜひ使ってもらいたいプラグインですね。

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