【音楽留学】ワーキングホリデーで行ける!! ダンスミュージックが盛んな国トップ3を紹介する

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Issey
作曲家、音響エンジニア
23歳で音楽制作を始め、「Ohme」「Issey Kakuuchi」名義で国内外のレーベルからリリースを行なっている。 クラブやライブイベントの音響エンジニアとしてキャリアをスタートさせ、現在は映画の作曲、MA、アーティスト活動に加えて、音楽アプリ、オウンドメディア、医療クリニックへの楽曲提供など、様々な分野で活動している。

著書: AI時代の作曲術 - AIは音楽制作の現場をどう変えるか?

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ワーホリ行ってみたいのぉ

おじいちゃん、ワーホリは30歳までなんだよ…

今回はワーキングホリデーの協定国となっている22カ国のうち、ダンスミュージックの歴史が長く、クラブ文化が盛んな3つの国を紹介していきます。

それぞれ独自のクラブカルチャーを有しているので、どの国の音楽が自分の肌に合っているのかイメージしながら見ていきましょう。

ワーキングホリデーで行ける!! ダンスミュージックが盛んな国トップ3をご紹介

短期旅行ではなく、実際にワーキングホリデーでこれらの国に1年, 2年と住んでみることには、さまざまなメリットがあります。

・たっぷり時間を使ってクラブやその土地を理解できる

・クラブ以外の、街中や人々の会話からも音楽文化を感じられる

・フルタイムで働けるので、お金の心配が少ない

最低でも半年ほど住み、現地の人と同じような暮らしをしてみることで、音楽に関するいろんな発見ができるでしょう。

今回ご紹介する国は、次の3つです。

・ドイツ

・イギリス

・スペイン

それぞれ、順にみていきましょう。

ドイツ – 文化遺産としてのクラブを抱える真のクラブ大国

ドイツ

– ドイツのクラブカルチャーの特徴 –

・ベルリンの著名クラブ「ベルグハイン」が2016年、重要な文化施設として政府に認められる

・100万人以上が集まる世界最大のレイブ「ラヴ・パレード」が開催されていた

・ジャーマンテクノの聖地として数々の世界的なDJを輩出している

ベルリンのクラブとしてあまりにも有名な「ベルグハイン」は、バウンサーと呼ばれる人がクラブにとってふさわしい客かどうかを判断します。

何度並んでも入れないというお客さんも多く、ゲストリストなどをスタッフかその日出演するDJに取ってもらわない限り、ベルグハインに確実に入れる方法は誰にも分からないと言われています。

わしは入れるかのぉ。
かなり刺激的な場所みたいだから、おじいちゃんはやめたほうが…

ジャーマンテクノと言われる、無機質で中毒性のあるダンスミュージックは未だ世界中で人気が高く、「ラヴ・パレード」という世界最大のレイブが毎年成功を収めていたことからも、ドイツはダンスミュージックにおいて大きな市場であることがうかがえます。

テクノで踊るラブパレード 

多くのDJがドイツから来日しており、日本のアンダーグラウンドシーンでもジャーマンテクノは人気ジャンルの一つとなっています。

イギリス – ダブステップ, UKガラージ, ドラムンベース, アシッドハウスなどの発祥の地

イギリス

– イギリスのクラブカルチャーの特徴 –

・ダブステップ, UKガラージ, ドラムンベース, アシッドハウスなど新たな音楽カルチャーの発祥の地

・Disclosureなどのメジャーアーティストを生み出す一方で、アンダーグラウンドのシーンも非常に盛んでfabricをはじめとする多くの著名クラブがある

イギリスは、Blonde, Duke Dumont, Disclosure, Gorgon Cityなどのディープハウスで名を馳せているアーティストが多くいる一方、Richie Hawtin, Gilles Peterson, Andrew Weatherall, Floating Pointsなど世界を代表するアンダーグラウンドのアーティストも多く音楽の幅がとても広いのが特徴です。

幅広い音楽が浸透し、いろんな音楽ジャンルがこの地から生まれているのは、イギリスが多民族国家であるという環境なども関係しているのでしょう。

スペイン – イビザ島を擁する世界のダンスミュージックの中心地

スペイン

– スペインのクラブカルチャーの特徴 –

・世界一有名なパーティアイランド「イビザ島」を擁する国

・バルセロナでは「Sonar」などの有名フェスが開催されている

・テックハウスが南欧独自の発展を遂げている

スペインのワーキングホリデー制度は、2017年にスタートしました。

これによって夏の間、世界中からトップDJ達が集まり毎晩パーティが繰り広げられているイビザ島で、働きながら住むことができるようになりました。

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スペインは不景気で若者の職がないと言われていますが、イビザの夏はヨーロッパ人のバカンスで賑わっているので日本食レストランなどで働くチャンスはあるかもしれません。

 

スペインといえばバルセロナも音楽が盛んで、「Sonar」というアート×音楽フェスが毎年開催されていることでも有名です。

あとは、「Suara」などのテックハウス系人気レーベルがスペインから生まれていることなども、この国の魅力の一つでしょう。

【音楽留学】ワーキングホリデーで行ける!! ダンスミュージックが盛んな国トップ3を紹介する | まとめ

いかがでしたでしょう。気になる国はありましたか?

今日ご紹介した3つの国はそれぞれ言語が異なりますが、都会なら最低限の英語が通じることが多いので、簡単な英会話を勉強していって徐々に現地の言葉を覚えていくのがよいかと思います。

イギリスなら英語圏なので、言葉をイチから覚えて行く必要もありませんね。

 

留学費用についても、それほど心配する必要はありません。

お金がなくても留学する方法は、いくつかあります。

 

ワーキングホリデー制度は31歳の誕生日まで申請可能で、ビザが取得できれば1年または2年間(国によって異なる)無条件でその国に滞在して働くことができます。

世界のダンスミュージックを体感してみたいという方は、ぜひ日本人としてのこのチャンスを使って世界に挑戦してみて下さい。

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この記事の著者

Isseyのアバター Issey 作曲家、音響エンジニア

23歳で音楽制作を始め、「Ohme」「Issey Kakuuchi」名義で国内外のレーベルからリリースを行なっている。 クラブやライブイベントの音響エンジニアとしてキャリアをスタートさせ、現在は映画の作曲、MA、アーティスト活動に加えて、音楽アプリ、オウンドメディア、医療クリニックへの楽曲提供など、様々な分野で活動している。

著書: AI時代の作曲術 - AIは音楽制作の現場をどう変えるか?