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Logic Proのクオンタイズ機能をもっと活用する方法 – ヴィンテージグルーブを加えるには

Logic Proのクオンタイズ機能をもっと活用する方法

Logic Proを使う方に限らず、ほとんどの方がDAWのクオンタイズという機能を利用して普段作曲をしているのではないでしょうか。

この記事ではそのクオンタイズ機能にひと手間加えて、ビンテージ機材の色合いを与える方法をご紹介しましょう。

クオンタイズって何?

クオンタイズというのは多くのDAWに導入されている機能で、打ち込みや生演奏によるリズムのズレを修正してくれるものです。

リアルタイムで打ち込んだり演奏したりすると、どうしても意図したリズムからズレてしまうことがありますよね。そんな時クオンタイズを適用すれば、リズムのズレを自動でグリッド上に配置してくれます

しかし完全にタイミングが揃ったリズムはとても機械的に聴こえますので、どのくらいズレを修正したいかという割合を調整することもできます

Logic Pro Xには「Smart Quantize」という機能もあり、前後のノートやベロシティの配置を考慮してより自然なクオンタイズを行うことができますのでとても便利です。

グルーブを加えて人間味をあたえる

生演奏というのはプロであっても完璧なタイミングで演奏されているわけではなく、微妙にズレが生じています。

それは素人のデタラメなリズムのズレではなく、音楽的なズレです。

その音楽的なズレをグルーブと呼ぶわけですが、機械的なリズムが多いテクノミュージックなどでは必要ない場合もあります。

しかしギターやパーカッションの打ち込みではあまりにタイミングが合いすぎていると不自然な演奏に聴こえますので、Logic Proの「Swing」という機能を使ってグルーブを表現します。

SwingはAからFまでの7段階で選ぶことができるので、楽曲に合わせてどのくらいオフグリッドにしたいのかということを決めることができます。

Logic Proで可能なグルーブは7段階だけですが、「Logic ProのSwingだけでは物足りない」「一味違ったグルーブを自身の楽曲に適用させてみたい」という方は、次に紹介する方法でグルーブを自分で作成してみるのがよいでしょう。

【裏技】ヴィンテージグルーブを加えるには

Logic Proには「グルーブテンプレートを作成」という機能があり、オーディオやMIDIファイルからその独自のグルーブを抽出して自分の楽曲のフレーズなどに適用させることができるんです。

Logic Pro X: グルーブテンプレートを作成する – Apple Suppor

自分の持っているサンプルループのフレーズなどで気に入っているものがあれば、そのグルーブを抽出することもできます。

でもわざわざ別のフレーズから抽出してテンプレートを作ってという作業は面倒ですよね。

そんな方は「logic pro groove templates」などでググればMPCなどのヴィンテージ機材独自のグルーブがいくつも入ったLogic Proのテンプレートを無料でダウンロードすることができます。

例えばこちらのサイトでは「MPC3000」「SP-1200」「ASR-10」などの、ヴィンテージ機材のグルーブがいくつも入ったLogic Proのプロジェクトを無償で配布しています

Vintage Groove Templates (Free Download) – Sean Divine

こちらのテンプレートを開くだけで上の画像のような膨大な種類のグルーブが使えます。

ジャンルや曲によってはグルーブをかけすぎると気持ち悪くなることがありますので、自分のつくる楽曲の雰囲気に合わせていろんなグルーブを試してみましょう。

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